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　登録31頭のうち、実に29頭が抽選対象というフラワーC。メンバー的にもまさに大混戦で、きわめて難解な一戦と言えるだろう。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■3/21(祝月)　フラワーC(3歳・牝・GIII・中山芝1800m)

　ゲッカコウ(牝3、美浦・高橋義博厩舎)はここで2頭しかいない2勝馬のうちの1頭。ここと同条件の500万条件で3・1着と上位に入っており、前走負かしたクィーンズベストはチューリップ賞で4着に入っている。好走が期待できそうだ。

　シャクンタラー(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)は昨夏の新馬戦を勝って、続くコスモス賞でも1番人気に推された(3着)。今回はボーンシストによる長期休養明けだが、いきなりから走れてもおかしくないだけの素質はある。

　その他、2勝馬ペルソナリテ(牝3、美浦・相沢郁厩舎)、藤田菜七子騎手が騎乗予定で注目の集まるシャララ(牝3、美浦・田村康仁厩舎)、新馬戦圧勝のビッシュ(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)、共同通信杯5着のファイアクリスタル(牝3、美浦・小島茂之厩舎)、決め手上位のコルコバード(牝3、美浦・木村哲也厩舎)なども上位争いの候補。発走は15時45分。

【データ分析】
人気(過去10回)…1人気は[3-4-1-2]勝率30.0%、複勝率80.0%と複勝率はやや高め。1〜5番人気が[7-7-4-32]複勝率36.0%、複勝回収率64%、6〜10番人気が[2-3-4-41]複勝率18.0%、複勝回収率79%。11番人気以下が[1-1-1-57]複勝率5.0%、複勝回収率35%と大穴の台頭はやや少なめ。

枠番(過去10回)…1〜6枠の馬が[9-7-9-93]複勝率21.2%、複勝回収率68%なのに対して、7枠[1-2-0-18]複勝率14.3%、複勝回収率39%と8枠[0-2-0-19]複勝率9.5%、複勝回収率22%が成績的に大きく落ち込んでいる。

馬体重(過去10回)…馬体重が480kg以上の大型馬が[4-3-4-17]複勝率39.2%、複勝回収率123%、479kg以下の馬が[6-8-5-113]複勝率14.3%、複勝回収率44%と複勝率・複勝回収率共に大型馬の成績が2倍以上上回っている。

※2014年は2着同着

◆エンジェルフェイス
・陣営コメント/田代調教助手
「前走(未勝利戦1着)は反応良くいい勝ち方をしてくれました。ここは中2週の競馬ですが、前走も最後は流していたぐらいでダメージも少なく馬は元気いっぱいです。使いつつ体つきも締まってきたし、ここまでは順調に調整できていますよ。初めての長距離輸送になるのでそのあたりがポイントになりそう。今後に向けてもクリアしてもらいたいですね」

・血統診断/望田潤
　レディアルバローザの全妹で