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先行タイプが揃ったことで展開が向く/クラウンカップ

  • 2016年03月29日(火) 18時00分


◆過去10年間の成績から見て波乱の要素を秘めた重賞

 1・2着馬には羽田盃の優先出走権が与えられるマイル戦だが、過去10年間における1・2番人気馬の成績は「1・3・4・12」と、波乱の要素を秘めた重賞である。

 先行タイプが揃ったのでガーニーフラップの決め手を本命と見たが、ウワサノモンジロウ・ディーズプリモ・ラブレオの先行勢にもチャンスはあり、展開次第ではヤマノカミ・プレイザゲームも侮れない。

 ◎ガーニーフラップは中間の動きが良く、初コース・初騎手にはなるものの、先行馬をまとめて差し切る能力を秘めている。

 ○ウワサノモンジロウは絶好枠を引き当て、リーディングジョッキーの森が先手を譲らずに重賞制覇へ挑む。

 ▲ディーズプリモは地元川崎で3戦無敗のスピード馬だが、牡馬と競り合う展開を考えれば、惑星の評価が妥当だろう。

 ×ラブレオは羽田盃に目標を定めてダートへ路線を変更したが、調教の動きの良さからは軽視できない存在となった。

 注ヤマノカミの前走は出遅れで惨敗したが、もう一度狙いたい穴馬である。

 △プレイザゲームは川崎の実績と調教内容から、軽視はできない1頭だ。

◎10ガーニーフラップ
○01ウワサノモンジロウ
▲06ディーズプリモ
×12ラブレオ
注04ヤマノカミ
△14プレイザゲーム

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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