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　明日4月10日のWIN5は総出走頭数が81頭、総組み合わせ数が110万5920通り（土曜16時現在）。総組み合わせ数が百万通りを超えたのは昨年11月15日以来です。今年に入ってからは80万通りを超えた回すらなく、前回4月3日に至っては31万6800通りと今回の1/3弱だったわけで、いきなり難度が跳ね上がりました。

　総組み合わせ数が百万通りを超えた回はこれまでに29回あり、うち21回は百万円以上、9回は一千万円以上の配当で決着しています。当然のことではありますが、極端な低額配当決着になる可能性は低いと見るべきでしょう。もっとも、2015年以降の該当回はそれぞれ配当が336万4600円、39万410円、28万8220円、84万2800円と、比較的順当な決着続きなのですが……。今回はどうなりますかね。

◆桜花賞で強調できるのはジュエラーとシンハライト

　1レース目は4歳以上1000万下、ハンデキャップ競走の隅田川特別(中山10R)。比較の難しいメンバー構成で、支持がかなり割れるかもしれません。

　2レース目は4歳以上オープン、ハンデキャップ競走の大阪−ハンブルクC(阪神10R)。前走が好内容だったハギノハイブリッド、レコンダイト、重賞でも上位人気に推されてきたプロモントーリオあたりが注目を集めると思います。

　3レース目は4歳以上オープンの福島民報杯(福島11R)。年明けの重賞で善戦したマイネルフロスト、ヤマニンボワラクテらが上位人気グループを形成するでしょう。

　4レース目は4歳以上オープンの春雷S(中山11R)。実績馬に加え、2連勝中のエイシンスパルタンあたりも人気を集めそうです。

　5レース目は3歳GIの桜花賞(阪神11R)。土曜16時の時点ではメジャーエンブレムの人気が抜けており、ジュエラー、シンハライトの2頭が続いていました。

[伊吹式WIN5ランキング 2016年04月10日版]

1位 阪神10R 13.レコンダイト
2位 阪神11R 12.シンハライト
3位 中山10R 2.スターファセット
4位 福島11R 4.マテンロウボス
5位 中山11R 6.ベルルミエール
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 阪神10R 9.ハギノハイブリッド
7位 阪神11R 13.ジュエラー
8位 中山10R 1.メイショウメイゲツ
9位 福島11R 12.マイネルフロスト
【以上すべての馬を買うと16点買い】

10位 中山11R 9.ワキノブレイブ
11位 阪神11R 5.メジャーエンブレム
12位 阪神10R 12.プロモントーリオ
13位 阪神11R 16.ウインファビラス
14位 中山10R 15.シングンジョーカー
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 福島11R 11.バロンドゥフォール
16位 中山11R 16.カハラビスティー
17位 中山11R 4.エイシンスパルタン
18位 阪神10R 11.アドマイヤフライト
19位 阪神10R 5.トウシンモンステラ
20位 阪神11R 7.デンコウアンジュ
21位 中山10R 14.サーストンコラルド
【以上すべての馬を買うと1200点買い】

22位 中山10R 3.パワースラッガー
23位 福島11R 16.ヤマニンボワラクテ
24位 福島11R 7.ダノンジェラート
25位 中山11R 8.アースソニック
26位 中山11R 3.サドンストーム
【以上すべての馬を買うと3750点買い】

　5レース目の桜花賞(阪神11R)は過去の戦績を素直に評価したい一戦。2011年以降の傾向を見ると「東京か京都か阪神、かつ芝の重賞かオープン特別において連対経験がなかった馬」は[0-0-0-40]、「前走がチューリップ賞以外のレース、かつ前走の着順が2着以下だった馬」は[0-0-0-48]、「JRA、かつ重賞以外のレースにおいて2着以下となった回数が2回以上だった馬」は[0-0-0-32]と、それぞれ好走例がありません。一方「JRA、かつ牝馬限定以外、かつ芝1600m以上の重賞において3着以内となった経験があった馬」は[4-1-0-3]、「父にディープインパクトを持つ馬」は[4-3-1-8]と堅実。この条件に該当しているジュエラー(シンザン記念2着)やシンハライト(父ディープインパクト)を重視すべきでしょう。

　意外と絞り込みやすいのは4レース目の春雷S(中山11R)。2011年以降に限ると「前年か同年、かつJRA、かつ芝1200mの重賞において5着以内となった経験がなかった馬」は[0-2-0-38]と苦戦していました。今年はこの条件をクリアしているのがアースソニック、サドンストーム、ベルルミエール、ワキノブレイブの4頭だけ。好位でレースを進められそうなベルルミエールとワキノブレイブは特に楽しみです。