桜花賞が終わりました。結果は皆さんご存じの通りです。3強並び立たずとはいいますが、あれほど前走で強い競馬をしていたメジャーエンブレムが馬券圏内に来られなかったことに対しては驚きに似た気持ちもあります。ただタイム指数はそれなりの判断をしていたということには感心させられます。
おかげで私も予想では◎▲の本線決着。しかし3着のアットザシーサイドまでは拾うことができませんでした。ですが馬券は大きく勝つことができました。それは毎週毎週、しつこいくらいに反省をしている当コラムの『教訓』が活きたからでもあったのです…。それでは今週もさっそく検証に入りましょう。
【検証ナンバー025】
サンプルレース名/
2016年04月10日(日)・阪神11R・桜花賞(GI)芝1600m
【レース前状況】
春のクラシックレースの1発目。断トツの1番人気に支持されたのは2歳女王のメジャーエンブレム(ルメール)。前走クイーンCでは2着を5馬身ちぎる逃走劇を見せ、盤石ともいえる状態での出走。今回もスピードを活かした逃げで有利にレースを引っ張ると予想され、単勝オッズは1.5倍という圧倒的人気になっていた。続く2頭は本番と同舞台で行われたトライアルの『チューリップ賞』1着シンハライト(池添)と2着ジュエラー(Mデムーロ)。前走での2頭は叩き合いの末のハナ差決着。逃げるメジャーエンブレムに他馬がどこまで迫れるのか。サクラの女王の座を多くの馬が虎視眈眈と狙っていた。
【レース結果】
1着ジュエラー 牝3(3番人気)Mデムーロ
2着シンハライト 牝3(2番人気)池添
3着アットザシーサイド 牝3(6番人気)福永
【払い戻し】
単勝 500円
枠連 730円
馬連 960円
馬単 1950円
3連複 5650円
3連単 2万0330円
なぜメジャーエンブレムは逃げなかったのか?
おそらく今週の競馬好きの人たちの話題は、なぜメジャーエンブレムは逃げなかったのかというポイントに集中すると思われる