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なぜ昨年の勝ち馬が7番人気に軽視されたのか?/ヴィクトリアマイル(GI)

  • 2016年05月16日(月) 12時00分

(撮影:下野 雄規)



 競馬ファンに鮮烈な記憶を残した昨年のヴィクトリアマイル。だがその要因は、勝った馬やレース内容ではなく、3連単で2000万円オーバーという配当の衝撃度によるものだった。勝ったストレイトガールよりも人気薄で逃げ残った2頭のほうがピックアップされていた。

 今年のヴィクトリアマイルの前。自分にもいえることだが、多くの人が「今年もやっぱり荒れるよね〜」的な浮足立つ感覚で予想に入ったように感じる。伏兵(?)と思われる人気薄馬の名前が次々と話題に上り、数えきれないくらいのレースシナリオがそれぞれの頭のなかを駆け巡る。だが日曜日の勝者は、自分を軽視した予想をあざ笑うかのように颯爽とゴール板を駆け抜けていった…。

 私も、その馬券は…持っていません…。今週はいつも以上に反省をしております。




【検証ナンバー030】
サンプルレース名/2016年05月15日(日)・東京11R・ヴィクトリアマイル(GI)芝1600m

【レース前状況】
 GI馬が7頭。豪華なメンバーが揃った春の最強牝馬マイラーを決める一戦。1番人気は怪我から復帰した浜中鞍上のミッキークイーン。GI・2勝で同世代牝馬では実績ナンバーワン。休養明けの前走でも2着となり状態は万全、しかも東京マイルは絶好の好舞台といえた。続くはショウナンパンドラ(池添)。こちらは説明無用の現役最強牝馬。だがマイルでの適性への疑問もあって2番人気に。3番人気はスマートレイアー(武豊)。こちらは2戦前からの逃げ脚質への転換で2連勝中。以下

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No.1予想家の大石川大二郎が、前週の荒れたレースを「どうすれば取れたか」という視点で徹底分析。さっそく今週のレースから使える教訓を伝授、「未来の馬券力」を上げちゃうコラムです!!

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