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帝王賞へのステップレースとして見逃せない一戦/大井記念

  • 2016年05月17日(火) 18時00分


◆ここにきて5連勝と本格化のジャルディーノ

 6月に行われる帝王賞へのステップレースとして見逃せない一戦で、ここにきて5連勝と本格化のジャルディーノを本命馬に推す。

 相手はケイアイレオーネ・ユーロビート・ムサシキングオーの3頭を有力視したが、仕上がり状態の良いクラージュドールと大井コースは得意なストゥディウムも軽視はできない。

 ◎ジャルディーノは一息入れたが仕上がり状態は申し分なく、名手・赤岡の手綱で重賞連覇に挑む。

 ○ケイアイレオーネは追い切りの動きが良く、絶好の内枠にも恵まれ、的場が一気の逃げ切りを狙う。

 ▲ユーロビートは金盃2着→ダイオライト記念3着と力の衰えはなく、得意な大井コースでの重賞制覇に賭ける。

 ×ムサシキングオーの前走は58キロが響いて2着と涙を飲んだが、今回は好調教を課され、雪辱のチャンスと見たい。

 注クラージュドールは中央から移籍して3戦目になるが、使われつつ調子を上げて要注意だろう。

 △ストゥディウムは休み明けでも動きは良く、鋭い決め手は侮れない。

◎06ジャルディーノ
○02ケイアイレオーネ
▲14ユーロビート
×07ムサシキングオー
注16クラージュドール
△15ストゥディウム

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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