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セレクトセールの初日に聞いた2歳馬(須田鷹雄)

  • 2016年07月12日(火) 18時00分


◆丸山担オーナーにアウトライアーズの近況を聞いたところ

 セレクトセールの初日夜にこの原稿を書いている。

 セリ場で行き交う調教師さんは多いが、皆それぞれのセリがあるので「あの2歳どうしてます?」と聞くのもはばかられる。そこで、まずは「カレン」のテーブルに顔を出してくださった安田隆行師をターゲットとして聞いてみた。

 私が赤本の穴枠で推したピンクスターは、7月24日の函館芝1800mを予定。もう少し素軽さが欲しいとのことだったが、馬っぷりはやはり良いとのこと。洋芝は合いそうなので、初戦からなんとか好走してほしいところだ。

 持ち込み馬・ボクハチャーリーは7月31日の札幌ダート1700mを予定。ちょっと気難しいところはあるというがゲートが速いようなので、それを生かしてデビュー戦を飾りたい。

 ダノンキングダムはまだNF空港にいるが、お盆過ぎに内地へ向かう予定とのこと。やはり芝向きで、距離はもちそうとのことだった。

 続いて、同じテーブルで平田修師。といっても前回更新分にも登場いただいたので、今回は馬を変えて、ディープインパクト産駒からクールデザインを。ゲート練習で手こずりかけたが、練習を兼ねて試験を受けてみたら一発合格。まだちょっと弱いところもあるということで山元に出たが、師はかなり手応えを得ているようだった。

 このあと小島茂之師を狙っていたのだが、「本物の馬主」が先に捕まったので、丸山担オーナーにアウトライアーズの近況を聞いたところ、ゲートに一発合格し、新潟3週目のデビューを予定しているとのこと。デビュー戦は芝だがダートもこなせそうだし、先々の選択肢は多そうだ。

 同じく丸山オーナーの所有馬、テスタマッタの半弟であるディフィカルトの2014(吉村厩舎)は引き続きNF空港で育成中。秋デビューとなる。

須田鷹雄+取材班が赤本紹介馬の近況や有力馬の最新情報、取材こぼれ話などを披露します!

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