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北海道で好成績の2頭を有力視/黒潮盃

  • 2016年08月16日(火) 18時00分


◆南関東勢の上位食い込みも…

 今年は傑出馬のいない混戦レースとなったが、タフな北海道コースで好成績を残しているスティールキング・ジャストフォファン両馬を有力視する。

 しかし関東オークス2着のミスミランダー・東京ダービー2着のプレイザゲームも侮れず、展開次第ではジャーニーマン・カツゲキキトキトも上位食い込みは可能だろう。

◎スティールキングはどんなレースでも出来る器用さを備え、道悪も得意であり、好枠を引いてタイトル制覇のチャンスと見た。

○ジャストフォファンも重馬場はこなすタイプで、コース熟知の内田を背に一気の逃げ切りを狙う。

▲ミスミランダーが前走で牡馬を一蹴した強さは目覚ましく、調教内容の良さからも好レースは可能。

×プレイザゲームが東京ダービーで2着に追い込んだ脚は目立っており、追える山口騎手で軽視はできない。

注ジャーニーマンにとって1800mは適距離と思われ、乗り慣れた真島でタイトルに挑む。

△カツゲキキトキトは2度目の大井遠征で、上位食い込みに賭ける。

◎02スティールキング
○12ジャストフォファン
▲04ミスミランダー
×07プレイザゲーム
注03ジャーニーマン
△08カツゲキキトキト

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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