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「入口は変態で、出口はまっとう」

自分の理想とする予想スタンスだけど、モレイラが登場した先週の土日は、「入口はモレイラで、出口はいずこへ」的な感じでアプローチしてみた。要は、モレイラの馬をどうするか？ってやつだ。

パターンはいくつかある。
入口はモレイラで、出口もモレイラ
入口はモレイラで、出口は別の人気馬
入口はモレイラで、出口は変態

もちろん、理想は「出口は変態」だ。
でも、どの出口をチョイスするにせよ、去年の夏のような成績(7-4-1-8)をモレイラが今年もあげてくれなければどうしようもない。それが大前提だ。

っていうか、騎乗依頼する方がスーパーチャンスホースをどれくらい用意するかとも言える。さらにそれを、馬券を買う側も察知して、モレイラ騎乗馬を人気馬に仕立てあげなければならない。それも大前提だ。その大前提のトライアングルが成立して、初めて2着以下、3着以下、4着以下のモレイラに意味が出てくるのだ。

結果的に、モレイラは先週も活躍したし、スーパーチャンスホースもあてがわれていた(ように見えた)。

土曜成績　2-3-2-2
日曜成績　3-2-2-3
土日成績　5-5-4-5
勝率26.3％　連対率52.6％　複勝率73.7％

ちゃんと人気もついて来た。
1人気9回　3-3-2-1
2人気6回　1-2-2-1
3人気2回　0-0-0-2
4人気2回　1-0-0-1

自分は土曜日の競馬を見て、モレイラのモチベーション、騎乗依頼する側の期待、馬券を買う側のテンション、すべて高いと判断した。だから日曜日に「入口はモレイラ」にトライしてみた。モレイラが1、2人気で、3着に負けたときの2連系馬券、モレイラが1、2人気で4着以下に負けたときの3連複を仕留めることができれば、自分的には「いい出口」という解釈だ。

では結果はどうであったか？
モレイラの結果は上々だった(ふつうに考えたら上々どころじゃない!?)。
自分の結果はまあまあだった。いい出口もあれば、悩ましい出口もあった。

想定外だったのは、日曜は他の人気馬がけっこう頑張ったことだ。
モレイラが1人気で馬券になるときには、2人気が、モレイラが2人気で馬券になるときは1人気が頑張っていた。つまりいっしょに馬券圏内に入るケースが多かったということだ。日曜のモレイラは1、2人気で7回馬券になって、1、2人気がいっしょに馬券になったのが5回もあった。ここが想定外だった。激突しあって、どちらかが馬券圏外になるのではと想定していたからだ。

土曜日はそこまでじゃなかった。1、2人気のモレイラは6回馬券になって、他の1、2、3人気もいっしょに馬券になったのは3回しかなかった。残りの残りの3回の相手は4人気以下だった。

もしかしたら他の騎手たちのモチベーションやテンションも、いい意味で上がっていったのかもしれない。みんなに火がつくことを期待していたけれど、1、2人気にいっしょに来られると、自分の馬券は鎮火してしまう。

日曜札幌
1R　馬連430円　3連複2290円
1着　1人気
2着　2人気　モレイラ
3着　7人気

2R　馬連1460円　3連複4140円
1着　6人気
2着　1人気　モレイラ
3着　5人気

3R　馬連2600円　3連複3050円
1着　2人気
2着　6人気
3着　1人気　モレイラ

4R　馬連430円　3連複2100円
1着　2人気　モレイラ
2着　1人気
3着　6人気

5R　馬連240円　3連複790円
1着　1人気　モレイラ
2着　2人気
3着　4人気

8R　馬連2050円　3連複2020円
1着　1人気
2着　6人気
3着　2人気　モレイラ

9R　馬連1310円　3連複20230円
1着　1人気　モレイラ
2着　5人気
3着　10人気
「出口もモレイラ with 変態」

10R　馬連390円　3連複1690円
1着　1人気
2着　2人気
3着　5人気
4着　3人気　モレイラ

11R　馬連9660円　3連複5760円
1着　7人気
2着　4人気
3着　1人気
4着　3人気　モレイラ

12R　馬連5420円　3連複21920円
1着　3人気
2着　5人気
3着　4人気
6着　1人気　モレイラ

自分の理想とする「入口はモレイラで、出口は変態」は、1人気のモレイラが馬券圏外になるレースのこと(1人気でないとダメ)。

日曜でいえば、最終レースがそれだった。3・5・4人気での決着。1人気のモレイラを切って、2・3・4・5人気の4頭で馬券を買えていたなら、馬連はボックスで6点、3連複は4点、これで馬連5420円、3連複21920円が当たったことになる。5頭ボックスでも馬連10点、3連複10点ですんだ。これはおいしい。

自分は残念ながら外してしまったけれど、1人気のモレイラが馬券圏外に敗れる機会はまだあるはず。モレイラの1人気での馬券圏内率は.888と驚異的だったけれど、ちょっと驚異的すぎともいえる。今週からはさらに人気が盛られる可能性もある。つまり、まだまだ変態チャンスはあるということだ。そこを見つけて、簡単に当ててみたい。

「出口は変態」でいい思いはできなかったけれど、9Rの「入口はモレイラ、出口もモレイラ with 変態」でいい思いはできた。1着は1人気のモレイラだったのに3連複が20230円もついた。2、3、4人気がとんで、10人気が3着に食い込んだからだ。密かに待ってた馬券にやっとたどり着けた感じだ。

今週はルメールが札幌に戻る。日曜はホワイトや蛯名も参戦する。ルメールがいても、モレイラは人気を持っていくのか？それだけでも興味津々だ。

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札幌記念・注目馬
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自分なりにモレイラが4着以下に敗れるときのイメージはできているけれど、まだ言葉ではまとめられない。今週、もう1回イメージして…って、モレイラは3週間しかいない！イメージできた時にはサヨウナラだ。チャウだ。

でも秋から発売される海外競馬の中でも、香港競馬は発売レース数では一番多いはず。モレイラを知ってソンすることはない。絶賛発売中の「海外競馬・勝つためのプレミアムデータ＆テクニック(秋山響・著)」を読んでも、入口はモレイラで間違いないとある(コース、馬場、過去10年データ、騎手、世界の馬主、国ごとの競馬観の違い…他、あらゆることが丁寧に解説されていて、とても勉強になる)。

そのモレイラがモーリスに騎乗する。はたして距離は持つのか!?焦点はそこだろうけど、自分は距離は、このメンバーならふつうに持つんじゃないの？と楽観的に思っている。逆にこのメンバーで勝ってもG1の2000Mで勝ち負けできるかはよくわからない。

そしてモーリスについては、安田記念のときに「香港で強すぎる馬は東京でも強すぎるのか？」と記した。2着に負けたのは調整が思うようにいかなかったからと言われているけれど、自分は今でも香港で強すぎる馬は東京では強すぎないと思っている。

ならばここでは「香港で強すぎる馬は、札幌でも強いでしょ〜〜ねぇ〜〜!?」と記してみたい。

だから札幌記念の作戦は必然的にこうなる。

「入口はモレイラで、出口もモレイラ with 変態」

出口もモレイラとしてしまった以上は、もはやカップリング・ウィズ・人気薄に期待するしかない。

変態候補
ネオリアリズム　予想9人気
マイネルフロスト　予想13人気

うむ、いい感じの想定人気だ。

ネオリアリズムは札幌が得意そうだ。堀厩舎が2頭出しして、モレイラとルメールを揃える。なんて贅沢な！スーパームーン陣営(藤沢和厩舎)だって、ルメールに乗って欲しかったのではないか？そう考えると単なる贅沢でルメールを配置したとは思えない。札幌がいいだけでなく、デキもいい。そう思い込みたい。

マイネルフロストは前回の我慢をここで晴らすつもりではないか？我慢とは函館記念で逃げられなかった我慢のことだ。あのレースではマイネルミラノが逃げた。そして勝った。今回は存分に逃げさせてもらいますよ！　と松岡騎手が静かに逃げを狙っているような気がしてならない。

モーリスは2000Mを上手に折り合って、勝ち負けできるかがテーマのはず。先行したとしても、直線を向いてからゴーサインの可能性あり。もしモーリスが先行するならば、そして折り合いを重視するならば、本気で勝ち負けを狙っている他陣営はみんなモーリスをマークするはず。そうなるとレースは4角を回るまで氷結する可能性もあり。

中山金杯では、この仕掛け(氷結逃走)に乗らなかった池添・ヤマカツエースだけど、モレイラ・モーリスが視界にいたらどうだろう？池添は重賞ではスタート前に戦略を練って騎乗するとnetkeiba.comのwith 佑でアツく語っていた。「モーリス徹底マーク」な戦略でありますように〜。「モーリスに出し抜けを喰らわす競馬」でありませんように〜。

前記した先週日曜の9R(芝1800)は1着モレイラで、3連複20230円ついたけれど、変態的だったのは10人気で3着した松岡の馬だった。戦法は逃げ。ここでも同じように乗ってください。それだけだ。

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北九州記念・注目馬
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このレースは単勝10倍台の馬の単勝を買いたいけれど、ベルカントが強そうだから、週中は予想オッズを見ないと決めた。

メイショウライナーとバクシンテイオーは小倉が好きそうだ。どのくらいの人気になるのかな？