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斤量的にはオープン馬に有利な重賞/スパーキングサマーC

  • 2016年08月23日(火) 18時00分


◆自在の脚を持つリアライズリンクス

 過去10年間における1・2番人気馬の成績は「6・4・2・8」と5割の連対率をキープし、斤量的にはオープン馬に有利な重賞といえる。

 ブルーチッパー・レガルスイ両馬の先行力を有力視するが、自在の脚を持つリアライズリンクスが馬券の軸と思われ、他ではグランディオーソ・ストロングジーン・バーンザワールドも抑えたい。

◎リアライズリンクスは好タイムで前走のサンタアニタトロフィーを快勝し、引き続き調教の動きも良く、重賞連覇のチャンスと見た。

○ブルーチッパーは同型馬との兼ね合いがカギを握っているものの、乗り慣れた森が先手を主張できれば勝機も。

▲レガルスイは追い切りの動きが目立っており、連対を外していない川崎コースでタイトルに挑む。

×グランディオーソも5勝を挙げている川崎巧者であり、スタートさえこなせば上位争いは可能。

注ストロングジーンは連勝の勢いと絶好枠を引いて軽視はできない。

△バーンザワールドはマイル戦なら上位食い込みの決め手を秘めている。

◎13リアライズリンクス
○12ブルーチッパー
▲09レガルスイ
×08グランディオーソ
注01ストロングジーン
△07バーンザワールド

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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