スマートフォン版へ

久々の勝利なるか!? レッツゴードンキを馬体構造でチェック/キーンランドC

  • 2016年08月24日(水) 18時00分

スプリンター説を馬体から検証すると……



 今週はサマースプリントシリーズ第5戦のキーンランドCが行われます。函館スプリントSの再戦のような様相ですが、前回よりも人気を上げそうなレッツゴードンキについて、馬体面を中心に掘り下げていきたいと思います。

馬体



【レッツゴードンキ】

◆馬体構造
 母マルトクは短距離戦で好走した馬。その点から、以前よりスプリンター説が唱えられ続けていたが、実際のところはどうなのか。まずツナギを見るとやや立ち気味。長さは長くもないが短くもない。マイルくらいに適性があるように見える。飛節は直飛節でも曲飛節でもなく、標準くらいの折り。
 全体的に牝馬としては骨量が多めで、筋肉もしっかりと付いている。体高もそれなりにあって、馬体からはマイル色が強いように思える。掛かる気性的なものからスプリント戦で復活の兆しが出始めた感じだが、本来は折り合いを改善してマイル路線で戦うべきではないかと思う。ツナギや全体の骨格、捌きの硬さを考えるとむしろダートでも良さそう。使いつつ走ってきそうなイメージはある。

◆前走との比較
 前走時はきっちり仕上がっていたし、馬体の張り、艶も良かった。ただ、前脚や、全体の捌きは硬く映った印象。圧勝した桜花賞当時はもっとバランスが良く、歩きもスムーズだった。そういう意味で、年齢的に硬くなってきているし、当時よりは距離適性は短くなっているのかもしれない。ただ、馬体的には1400mは欲しい。デキとしては前回とそれほど変わらなさそうだ。

◆当日チェックのポイント
 前脚がスムーズに出ているかがチェックポイントになりそう。あと、スプリント戦だけに

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

No.1予想にてパドック予想提供中!

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング