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重賞連勝なるか!? アルバートドックの馬体をチェック!/新潟記念

  • 2016年08月31日(水) 18時00分

2000mは「馬体的にベストな距離」だが……



 今週はサマー2000シリーズの最終戦・新潟記念が行われます。今回はこのシリーズで現在2位につけ、優勝が視野に入るアルバートドックについて、馬体面を中心に掘り下げていきたいと思います。

馬体



【アルバートドック】

◆馬体構造
 ディープインパクト産駒としてはコロンとした体型。腹袋がある方で、各パーツもそれほど長くはない。首差しも太くて力強い。全体的な筋肉量も多い。普通に体型だけを見るとマイルくらいがベストに映るのだが、筋肉の質が柔軟で、ツナギに角度もあるので、その分距離はこなせる。菊花賞でも推奨したように、馬体的には長距離もこなせなくはないが、掛かるところもあるのでその分2000mくらいがベストなのだろう。
 この馬の特長はバランスの良さ。前後躯のバランスも良いし、飛節の角度などもちょうど良い。成績にムラはあるが、もっと安定して走れても良い印象だ。

◆前走との比較
 前走時に比べるとバランスが良く見えるが、少し余裕残しに映る。元々コロンとした体型ではあるが、腹回りはもう少し絞れて欲しい印象。

◆当日チェックのポイント
 当日のチェックポイントは何といっても仕上がり具合。太いようなら最後の伸びに影響してくるだろうし、その辺りは要チェック。仕上がっていれば長く脚を使えるので新潟もこなせそうだ。

◆レース
 序盤はやや行きたがるところがあって、折り合いには気を付けなければいけないタイプ。ただ、2000mなら問題なく我慢は利く。直線で坂があると少しもたれたりする事もあるので、平坦の新潟はプラス材料だろう。長く脚を使えるタイプなので、直線が長いのもプラス材料。

◆取捨
 条件は合っているだろうし、ハンデもこなせそう。問題は

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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