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東京ダービー馬バルダッサーレが優位/戸塚記念

  • 2016年09月12日(月) 18時00分


◆黒潮盃上位馬が善戦

 過去10年間における1番人気馬の成績は「4・1・1・4」と好成績を残しており、加えて黒潮盃上位馬が戸塚記念で善戦しているケースも目立つ。

 距離2100mという点で2000mのダービーを制したバルダッサーレの優位は揺るがず、黒潮盃組のミスミランダー(1着)とマテリアメディカ(3着)が相手と思われ、展開次第ではプレイザゲーム・ガーニーフラップ・ドリームパッカードも善戦は可能だろう。

◎バルダッサーレはジャパンダートダービーで中央馬3頭に次ぐ4着と健闘し、引き続き吉原で2つ目の重賞制覇を狙う。

〇ミスミランダーは牡馬相手に黒潮盃を逃げ切り、血統的に距離もこなすはずで、名手・森の手綱に3連覇の夢を託す。

▲マテリアメディカの黒潮盃3着は位置取りの差が出たもので、距離延長は歓迎と思われ、追い切りの動きの良さからも好勝負になるはず。

×プレイザゲームは休み明けを叩かれて良化し、鋭い決め手は侮れない。

注ガーニーフラップは調教の動きが良く、乗り慣れた中野で怖い存在。

△ドリームパッカードは好枠を生かして前々の競馬が出来れば上位も。

◎13バルダッサーレ
〇10ミスミランダー
▲04マテリアメディカ
×05プレイザゲーム
注14ガーニーフラップ
△01ドリームパッカード

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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