皮膚も薄く見せていかにも代謝が良さそう
今週から東京、京都競馬が開幕! いよいよ本格的な秋競馬が始まります。今回は好メンバーが揃った毎日王冠に出走するステファノスについて、馬体面を中心に掘り下げていきたいと思います。
【ステファノス】
◆馬体構造
ディープインパクト産駒の典型的な形で、造りとしては同厩舎の先輩・トーセンラーに似て無駄な肉がない。この馬の特長は飛節の強さと胸前の筋肉。飛節はディープインパクト産駒らしく立ち姿だとやや直飛気味で、非常に力強い。歩かせると可動域が大きい。胸前の筋肉は非常に発達していて、これが重めの芝もこなせるパワーの源。この辺りは母系が出ているのだろう。ツナギの角度もベストと言えるもので、柔軟性を感じさせる。背中が短めで胴がゆったりしたストライドが伸びる構造。皮膚も薄く見せていかにも代謝が良さそうだ。体型的に