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ユーロビートの中心は揺るがない/東京記念

  • 2016年10月11日(火) 18時00分


◆昨年より3キロ減で出走できる有利さは大きい

 中央から転厩2戦目でこのレースを勝ち、続く2年目も2着の好成績を残したユーロビートの中心は揺るがない。

 馬券的な興味は2・3着争いと思われ、2000mの前走を快勝のチャンピオンゴッドと先行するケイアイレオーネを有力視したが、スコペルタ・ストゥディウム・ドレミファドンの3頭も軽視はできない。

 ◎ユーロビートは2000m以上の距離を得意としており、昨年の2着当時より3キロ減で出走できる有利さは大きい。

 〇チャンピオンゴッドはこのレースを目標に調整され、最終追い切りの動きが目立ち、乗り慣れた真島でタイトルに挑む。

 ▲ケイアイレオーネは5月の大井記念で逃げて、後続に4馬身差をつける圧勝。中間も熱心な調教を重ねて、2度目の南関東重賞制覇に賭ける。

 ×スコペルタの前走は位置取りの差が出て3着に終わったものの、2勝の実績がある大井コースなら面白い。

 注ストゥディウムは追い込み一手のタイプだが、休み明けを3度使われて気合は回復し、持ち味の鋭い決め手を発揮すると見た。

 △ドレミファドンにとって連闘使いが吉と出れば、上位も夢ではない。

◎06ユーロビート
〇04チャンピオンゴッド
▲03ケイアイレオーネ
×09スコペルタ
注05ストゥディウム
△01ドレミファドン

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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