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ディープ産駒は3000mの菊花賞を勝てるのか!?/菊花賞

  • 2016年10月19日(水) 18時00分

13年サトノノブレスの2着が過去最高着順


 今週は菊花賞が行われます。人気はディープインパクト産駒が中心となりそうですが、同産駒は3000m以上のGIレースで勝っていません。何故、これだけの実績を残してきた同産駒がこの距離帯で勝てていないのか、その原因を考えつつ、今年出走する予定の同産駒についての見解を述べたいと思います。

馬体



【ディープインパクトが長距離GIを勝てていない理由】

 この最も大きな理由はディープインパクト産駒でGIを勝つ馬は牝馬が多いからでしょう。これまでにディープインパクト産駒は国内の平地GIレースを32勝していますが、そのうち22勝は牝馬によるものです。牝馬ではジェンティルドンナのようにジャパンCや有馬記念を制するような馬も出ていますが、牡馬に関しては3歳春までは活躍するものの、それ以降に古馬混合の国内平地GIを勝った馬はわずかに3頭、うち2頭はマイル戦での勝利、そして2000m以上で勝ったのはスピルバーグだけという結果です。

 元々

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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