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牡馬相手のダービーで健闘したモダンウーマン/ロジータ記念

  • 2016年11月01日(火) 18時00分


◆実績馬の好走が目立つ重賞

 過去10年間における1・2番人気馬の成績は「7・5・3・5」と、実績馬の好走が目立つ重賞である。

 牡馬相手のダービーで6着と健闘したモダンウーマンを本命に押すが、長い距離を経験済みのリンダリンダを筆頭に、決め手のあるポッドガゼールと名手・森の操るミスミランダーも侮れず、スアデラとマテリアメディカも軽視はできない。

 ◎モダンウーマンは5か月の休養を挟んだが、調教の動きは良く、乗り慣れた山崎が末脚勝負でタイトルに挑む。

 ○リンダリンダは東京プリンセス賞を差し切って勝ち、追い切りの動きも目立っており、真島が好枠を生かせば勝機が生まれる。

 ▲ポッドガゼールは条件勝ちをしての挑戦になるが、中間の状態は上向きで、距離延長は歓迎と思われる。

 ×ミスミランダーは戸塚記念で5着と敗れたものの、3度目の長距離戦で森が雪辱に賭ける。

 注スアデラは当たりの良い本田が、うまく流れに乗れば面白い。

 △マテリアメディカが牡馬相手に3・4着と健闘した内容を評価したい。

◎10モダンウーマン
○02リンダリンダ
▲12ポッドガゼール
×06ミスミランダー
注08スアデラ
△14マテリアメディカ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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