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　明日11月6日のWIN5は総出走頭数が71頭、総組み合わせ数が51万8400通り(土曜16時現在)。総組み合わせ数は前回10月30日(41万5800通り)より増えたものの、決して多い方ではありません。

　ちなみに、過去301回のWIN5を改めて集計してみると、総組み合わせ数の平均値は63万通り弱、中央値は59万通り弱でした。当コラムは毎週必ず総組み合わせ数について言及していますが、「60万通り」がひとつの基準と言っていいでしょう。通常の式別と同じく、総組み合わせ数は多ければ多いほど高額配当決着となる可能性が、少なければ少ないほど低額配当決着となる可能性が高くなるもの。買い目や投入金額を決める際の参考にしていただければ幸いです。

　もっとも、明日11月6日は2レース目の長岡京S(京都10R)が9頭立てに止まった一方、残る4レースはいずれも15頭立て以上。「5レース中4レースが15頭立て以上」の回となると、総組み合わせ数が101万880通りだった今年9月4日以来で、約2か月ぶりとなります。多頭数のレース自体が少なかった最近の回に比べると、高額配当が飛び出す可能性はやや高いと見るべきかもしれません。

◆重賞の2鞍は前走の単勝人気順にも注目したい

　1レース目は3歳以上1600万下の晩秋S(東京10R)。ここ4戦連続で2着に好走しているモズライジンらが上位人気グループを形成しそうです。

　2レース目は3歳以上1600万下の長岡京S(京都10R)。3歳のルグランフリソンらが注目を集めるでしょう。

　3レース目は3歳以上1600万下のみちのくS(福島11R)。前走で2着となったハッシュらに支持が集まると思います。

　4レース目は3歳以上GII、ハンデキャップ競走のアルゼンチン共和国杯(東京11R)。土曜16時の時点ではアルバート、ヴォルシェーブ、シュヴァルグラン、モンドインテロあたりが上位人気に推されていました。

　5レース目は3歳以上GIIIのみやこS(京都11R)。こちらは土曜16時の時点だとアスカノロマン、グレンツェント、ラニあたりが人気の中心です。

[伊吹式WIN5ランキング 2016年11月06日版]

1位 福島11R 7.ゴールドペガサス
2位 京都10R 8.グァンチャーレ
3位 東京10R 7.センチュリオン
4位 東京11R 1.モンドインテロ
5位 京都11R 6.グレンツェント
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 京都11R 1.ラニ
7位 東京11R 13.ヴォルシェーブ
8位 東京10R 5.モズライジン
9位 京都10R 6.ルグランフリソン
【以上すべての馬を買うと16点買い】

10位 福島11R 10.ハッシュ
11位 京都11R 7.ロワジャルダン
12位 東京11R 11.シュヴァルグラン
13位 東京10R 2.レッドサバス
【以上すべての馬を買うと108点買い】

14位 京都10R 2.ロスカボス
15位 福島11R 4.ラズールリッキー
16位 福島11R 12.クードラパン
17位 京都11R 5.キョウエイギア
18位 京都11R 9.アポロケンタッキー
19位 東京11R 10.プレストウィック
20位 東京11R 2.トレジャーマップ
21位 東京10R 13.ダイワレジェンド
【以上すべての馬を買うと1200点買い】

22位 東京10R 10.スリータイタン
23位 京都10R 7.トーキングドラム
24位 京都10R 5.ベステンダンク
25位 福島11R 6.トウショウピスト
26位 福島11R 14.フルールシチー
【以上すべての馬を買うと3750点買い】

　4レース目のアルゼンチン共和国杯(東京11R)は若い馬を重視したい一戦。「馬齢が5歳以上だった馬」は2010年以降[1-4-2-70]なので評価を下げるべきでしょう。また「前走の単勝人気順が5番人気以下」だった馬は2010年以降[0-3-2-62]、「前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以下だった馬」も2010年以降[0-2-2-63]と、それぞれ勝ち切れていません。注目はこれらの条件をすべてクリアしているモンドインテロ。また、ヴォルシェーブもまだキャリア13戦なので、高齢馬が多い今年のメンバー構成なら高く評価すべきだと思います。

　5レース目のみやこS(京都11R)も若さが最大のポイント。「馬齢が5歳以上だった馬」は2012年以降[0-1-3-31]と期待を裏切りがちでした。さらに「前走の単勝人気順が3番人気以下だった馬」は2012年以降[0-1-2-34]、「前走が“JRA、かつ条件クラスのレース”だった馬」は2012年以降[0-0-0-5]。今年は3歳のグレンツェント、ラニあたりに注目したいところです。