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「小牧太カップ」に「誘導馬マコーリー」今週の太論は“園田トーク”

  • 2016年11月08日(火) 18時01分
小牧太

今回は園田絡みのテーマをピックアップ!


10月29日の八坂S(芝1800m)で、ついにダノンメジャーがオープン復帰! 2歳の頃から小牧さんが大きな期待を寄せていた馬ですから、今後は重賞戦線での活躍が本当に楽しみです。さて今回は、10月14日に開催された「小牧太カップ」から、9月25日に死去した園田の名物誘導馬マコーリーまで、園田絡みのテーマをピックアップ。話の流れのなかで、小牧騎手が「日本一おいしい」というラーメン屋さんの情報も!
(取材・文/不破由妃子)


園田の誘導馬といえば、馬より荒木あゆみさんの笑顔が思い浮かぶね

──10月14日に園田で「第5回小牧太カップ」が開催されました。すっかり恒例になりましたね。

小牧 うん。たくさんの競馬ファンが来てくれて、本当にありがたいね、そういえば、ファンの方に「あれ? 今日はなんかシュッとしてますね」って言われたわ。

──あ、金曜日だったから?

小牧 そうやね。園田のサウナで汗取りしてからイベントに行ったから。毎週じゃないけど、月曜、火曜は最高で57キロまでいってしまうこともあるなか、あの日は確か51.2キロくらいまで落としたから。園田のサウナは、これまたよう落ちるんですわ。

小牧太

園田のサウナで汗とり後に園田競馬場へ行った小牧太カップ当日(写真は表彰式、撮影:大恵 陽子)



──JRAの調整ルームのサウナとは、また違うんでしたっけ?

小牧 JRAはスチームサウナやけど、園田はいわゆる普通のサウナ。まぁ、その違いというより、広さの違いが大きいんちゃうかな。JRAはだだっ広いけど、園田は狭いぶん、よう汗をかくんやわ。

──ファンのみなさんに『太論』の書籍をプレゼントした年がありましたが、今年の賞品はなんだったんですか?

小牧 今年はね、僕の写真入りのジョッキ(笑)。JRAで800勝したときに競馬ラボさんが作ってくれてん。今年はそれを提供させてもらいました。

──小牧さんの写真入りとは、ファン垂涎のレアアイテムですね。小牧太カップも今年で早5回目。小牧さんご自身、このイベントにはどういった意義を感じていらっしゃいますか?

小牧 僕の思いはただひとつで、こういったイベントをきっかけに、園田に一人でも多くの競馬ファンがきてくれたらいいなということ。少しでも貢献できたらと思って、やらせてもらってるんやけどね。僕自身も、もちろん毎年楽しみです。ただねぇ、なんせ金曜日でしょ? 次の日は競馬ですやん。本当はビールでも飲みながらゆっくり観たいんやけど…。

──金曜日ですと、イベント後に打ち上げに繰り出すわけにもいきませんし。

小牧 そうそう。この前も万が一の事故などを想定して早めに園田を出て、そのまま調整ルームに直行しましたわ。

──そういえば、弟の毅さんの管理馬も出走されていましたね(アポロパレス4着)。ああいう日は、兄弟ならではの会話があったりするんですか?

小牧 いや、とくにないね(苦笑)。イベントの前の週やったかな…、初めて弟の家に泊まりに行ったんですわ。

──えッ!? 初めてですか?

小牧 うん。2年前くらいに家を建てて、それ以来、ずっと来て来てって言われてたんやけど、なかなか西脇まで行く機会がなくてね。ようやく嫁さんと娘と僕で泊まりに行ったんですわ。

──毅さんとは4つ違いですが、お互い40代後半を迎えた今、改めてどんな関係ですか? 男同士、いろいろ相談し合ったりするのかなぁと思いまして。

小牧 いや〜、しないね。結婚してお互いに家族ができると、兄弟なんて他人みたいなもんや(笑)。それに、僕は中学卒業と同時に家を出ているから、実質一緒に暮らした期間なんて、弟か生まれてからの約10年くらいやからね。まぁ、その後同じ仕事に就いたから、仕事場で一緒にいる期間は長かったけど。兄弟というより、友達みたいな感覚やね。
小牧太

兄弟というより、友達みたいな感覚やね



──でも、弟さんのお宅に泊まりとなると、やはり朝まで飲んだりして。

小牧 いや、すぐ寝た(笑)。で、次の日、「大橋ラーメン」を食べに行ってね。

──「大橋ラーメン」? 有名なお店なんですか?

小牧 僕のなかでは、“日本一おいしいラーメン”や。今でもときどき無性に食べたくなって、滋賀からわざわざ行ったりしてます。普通の中華そばなんやけど…、なんかほかの店とは違うねん。

──グルメな小牧さんから「日本一」なんていう言葉を聞くと、それこそ無性に食べたくなりますよ。

小牧 シンプルなんやけどちょっと甘めで、ほかでは食べたことのない味。そういえば、岩田くんも大橋ラーメンが大好きで、よう行ってたで。

──よほどハマる味なんでしょうねぇ。ぜひ行ってみたい! 続いても園田つながりで「園田の誘導馬を長年務めたマコーリーが亡くなりました。小牧騎手と触れ合った時間は3年弱と短かったと思いますが、マコーリーとの思い出があれば語っていただきたいです」というリクエストです。人間なら100歳を超える日本最高齢の誘導馬だったそうですね。

小牧 マコーリーね。名前はもちろん知っているけど、これといった思い出は…。それより、誘導馬に乗っていた女性との思い出のほうが多いね。荒木あゆみさんという方で、1年半くらい前に病気で亡くなったんですわ(享年45歳)。20年近く園田の誘導馬に乗ってはった方でねぇ。園田にいる頃は、ようみんなでご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりして、僕も昔から慕っていた方なんです。中央に来てからはなかなかお会いする機会はなかったけど、つい1週間くらい前にたまたま携帯のメモリを消したばかり。園田の誘導馬というと、まずは荒木さんの笑顔が思い浮かぶね。
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太論 / 小牧太
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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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