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自在のレースが出来るセイスコーピオン/勝島王冠

  • 2016年11月29日(火) 18時00分


◆距離短縮のケイアイレオーネにもチャンスあり

 昨年は3コーナーで先頭を奪ったムサシキングオー(2番人気)が快勝し、2着には3番人気のファルコンクロウが食い込み、3連単は3万円の穴馬券となり、積極的なレースをした馬の活躍が目立った。

 今年は2連勝中のセイスコーピオンを中心視するが、大井コースは得意なケイアイレオーネ・クラージュドール・コンドルダンスも侮れず、展開次第ではモンサンカノープス・センティグレードの食い込みも考えたい。

 ◎セイスコーピオンは中央から転厩して2連勝と実力の違いを見せた。自在のレースが出来る器用さと名手・森の手綱で3連勝目に挑む。

 ○ケイアイレオーネは大柄な馬なので59キロに不安はなく、距離短縮と追い切りの動きの良さからチャンス到来と見た。

 ▲クラージュドールは久々を使われて気合がのり、当たりの良い赤岡なら好勝負が期待できる。

 ×コンドルダンスが7番人気のマイルグランプリで2着に追い込んだ決め手は鋭く、1800mでも戦える可能性を証明した。

 注モンサンカノープスは久々の前走を叩かれて、追い切りの動きが目立った。

 △センティグレードは絶好枠と斤量差を生かせば、上位も可能だろう。

◎12セイスコーピオン
○08ケイアイレオーネ
▲05クラージュドール
×02コンドルダンス
注14モンサンカノープス
△01センティグレード

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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