東スポ×netkeibaコラボコーナー(水)/東京スポーツ

砂界一の兵モーニン 再びの天下統一へ/トレセン発秘話

2016年11月30日(水)18時00分

注目数:19人


◆モーニンの“徹底マーク”はあるか

 武蔵野Sで2着に敗れたゴールドドリームは道中、1番人気のモーニン(7着)をマークした結果、位置取りが後ろになり、仕掛けが遅れてしまったのだとか。
 
「あの馬が一番強い馬なんだから(鞍上のミルコ・デムーロが)マークするのは当然。結果的に仕掛けが遅れてしまったけど、あそこまで追い込んだわけだし、いろんなことが逃げた勝ち馬(タガノトネール)に有利になってしまったということ」(堀部助手)

 このレースに先駆けて行われた船橋の日本テレビ盃でアウォーディーがマークしたのもモーニンだったという。

「(武)ユタカはあの馬一頭を相手と見て競馬をしていた。最後まで相手もしぶとかったし、(斤量)2キロ差をもらってあの競馬(アタマ差の接戦)だから、やっぱりモーニンは強い。今回も強力なライバルになると思う」(松永幹調教師)

 もともと抜け出してからフワフワする面があるとはいえ、ダート路線に転向してからは、相手を力ずくでねじ伏せるようにして連勝を伸ばしてきたアウォーディーが、差し返されそうになるくらい、一番てこずったのがこのレース。やはりトップジョッキーたちがマークするだけあって、モーニンは強い馬なのだ。

 今年のフェブラリーSの覇者でもある“ツワモノ”モーニンが武蔵野Sで惨敗を喫したことで、チャンピオンズCではマークが薄くなることが予想されるとなれば、逆襲を期待しない手はない。

「左右からぶつけられたりもしたし、あれだけモマれ込んだことはなかった。そのあたりが影響しましたね」と武蔵野Sの走りを振り返る担当の浜名助手は「全力で走っていないから疲れはなかったし、獣医さんは“前走より体に張りが出ている”と言ってくれています」と手応え十分だ。

 馬場が渋り、芝並みの勝ち時計がマークされた武蔵野S。いかにも全力で走ったら反動が出そうな競馬で、59キロの酷量を背負っていたモーニンが、持てる力をフルに発揮できなかったことは、結果的に“ケガの功名”となるかもしれない。

 JRAダート史上最速となるデビュー7戦目&282日目でのGI制覇(フェブラリーS)を成し遂げてしまうほどの稀有なポテンシャルの持ち主だけに、チャンピオンズCでは“徹底マーク”が必要だ。 (栗東の坂路野郎・高岡功)
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コラムニストプロフィール

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2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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