スマートフォン版へ

鷲見玲奈アナの「ウイニング競馬」卒業の話

  • 2016年12月03日(土) 12時00分


鷲見アナが作ったもう1つの新たな伝説

 きのう(2日)朝、YAHOO!JAPANのトップページにある「話題なう」欄に、「鷲見アナ卒業・寂しい」という見出しが表示されました。

 どうやら、同日朝発売の某スポーツ新聞と同紙のインターネット版に「ウイニング競馬」の司会者交代の記事が載ったのがきっかけだったようです。主題は、年明けから元SKE48の柴田阿弥サンという方(失礼ながら、今まで存じ上げませんでした)が起用されることになった、というもの。

 でもそれより、鷲見玲奈アナが番組を退くということのほうが大きな話題になり、ツイッター上でつぶやく人が続出したわけです。おそらくその数がハンパじゃなかったんでしょうね。じゃなきゃ、あそこで見出しになんかならないですから。

 去年の有馬記念当日、レース前に中山競馬場のベランダに立ったら、“鷲見ちゃんコール”を巻き起こした彼女。それが「ウイニング競馬」の番組史上、初の快挙であるということは、以前の当コラムに書きました。「話題なう」の一件は、そんな大人気の鷲見アナが作ったもう1つの新たな伝説、とも言えそうです。

 みなさんもご存知のとおり、鷲見アナは今年10月からテレビ東京「追跡LIVE!Sportsウォッチャー」の土曜レギュラー出演者に抜てきされました(先ほど=2日夜9時頃、番組HPを見たら、まだ狩野恵理アナが担当、ってことになってるじゃないですか。これはゆゆしき問題ですよ!)。

 それ以来の毎週土曜日、彼女は朝早く競馬場に出勤して「ウイニング競馬」の司会を務め、それから局に移動して夜11時からの「Sportsウォッチャー」に出演するというハードワークをこなしています。若くて気力充実の彼女ですから、元気に頑張っていますが、ハッキリ言ってこれはかなりキツいスケジュールです(本人は、土曜日の競馬の後、私や増田アナ、野沢アナらと飲みに行けないのがツラい、なんて言ってくれましたが)。

 まぁどっちみち、夏の福島・新潟競馬の中継と夜の番組を掛け持ちするのは、いくらなんでもムリ、というか、大きなリスクが伴いますので、彼女が番組を卒業するのは時間の問題だったんですけどね。

 とにかく彼女は、「ウイニング競馬」での経験を財産にして次のステップに踏み出すことになるわけで、これはよいことなのです。鷲見アナファンのみなさん、これからの彼女にも温かいご声援をよろしくお願いします。

 一方で、新しく司会席に座ることになる柴田阿弥サンには、あんまりプレッシャーをかけないでくださいね。どんな世界でも、馴染みの人が新しい人に交代すれば、しばらくは違和感を感じさせてしまうもの。それはある程度、仕方のないことだと思います。

 番組づくりに基本的スタンスはあっても、「これが正解」というものはないんです。常に試行錯誤を繰り返しながら、リニューアルし続けていかなければなりません。新しい「ウイニング競馬」も温かく見守っていただきますよう、平身低頭、お願いする次第であります。

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

すでにお気に入りに登録しています。

登録済

テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング