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中央馬3頭が有力/クイーン賞

  • 2016年12月06日(火) 18時00分


◆地方馬がどこまで健闘するか

 昨年度は地方馬のノットオーソリティ(5番人気)が逃げて3着に粘り、2・3番手を進んだディアマイダーリン(4番人気)・トロワボヌール(1番人気)の中央馬による1・2着という結果で、3連単は1万3千円の高配当。

 今年も中央馬のマイティティー・トロワボヌール・ヴィータアレグリアの3頭が有力と思われ、地方馬のトーコーヴィーナス・リンダリンダ・ミスミランダーがどこまで健闘するか楽しみである。

 ◎マイティティーは今春より不振続きの芝からダート路線へ転じて、8戦4勝2着1回の快進撃。相性の良い松山で地方の重賞へ挑む。

 ○トロワボヌールは6歳になっても衰えは感じられず、休養明けを2度使われて気合は上昇し、ルメールでタイトルを狙う。

 ▲ヴィータアレグリアは5か月ぶりのレースになるが調教の動きは良く、得意とする1800mなら最も怖い存在だ。

 ×トーコーヴィーナスはここ2戦で2着を続けて調子を上げ、かつて騎乗していた田中とのコンビで逃げ切りを狙う。

 注リンダリンダは初コースになるものの、直線勝負の追い込みに賭ける。

 △ミスミランダーは好枠を生かした「森の先行」は軽視できない。

◎07マイティティー
○12トロワボヌール
▲11ヴィータアレグリア
×04トーコーヴィーナス
注14リンダリンダ
△02ミスミランダー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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