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次世代以降のフランケル産駒(須田鷹雄)

2016年12月13日(火)18時00分

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◆久々に産駒の存在をくまなく探したくなる種牡馬

 ソウルスターリングが阪神JFに優勝し、今週はミスエルテの朝日杯FSがやってくる。フランケルが種牡馬入りしたとき、競走馬としての偉業は認めてもまさかここまでの日本適性を示すと予測できた人は少ないだろう。しかもソウルスターリングは持続力を、ミスエルテは瞬発力の非凡さを示しており、今後もタイプの違う活躍馬が出てきそうだ。

 現2歳で日本に血統登録されているフランケル産駒は10頭で、未勝利が2頭、この時期にきての未出走や競走馬登録未登録が6頭もいるので馬主にとってのリスクも大きいが、当たったときの飛距離を考えると魅力のほうが勝ると考える人が多いだろうし、POGについても同様だと思う。

 こうなると気になるのが、次世代以降のフランケル産駒。現在のところ、11月末時点、日本で血統登録されている1歳の産駒は、牡馬牝馬2頭ずつの計4頭。早めに血統登録が済んでいることから想像できるようにこれらはすべて持込馬。ノーザンファーム産が1頭、ケイアイファーム産が3頭だ。

 マル外では、10月のタタソールズオクトーバーでシャドウの飯塚知一氏が牝馬を1頭購買している。25万ギニーとお手頃価格の馬だが、今後は母系にかかわらずこの値段で買うことは難しくなるかもしれないと考えると、さすがの判断だ。

 さらに気の早いところで当歳世代だと、12月のタタソールズにJSカンパニーの名前で落ちている牝馬がいた。35万ギニー。これら以外にも最終的に日本にやってくる産駒はいるはず。赤本の「マル外リスト」は最近盛り上がりがイマイチだったが、久々に産駒の存在をくまなく探したくなる種牡馬が現れた。
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