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有馬記念は西の牝馬2頭に注目!

  • 2016年12月22日(木) 19時00分


 いよいよ有馬記念ですね。毎年のことですが、このレースが一年の節目になるとあって気が引き締まります。ぜひぜひ、当てていい年越しといきたいですね!

 人気どころのキタサンブラック、サトノダイヤモンドは順調な仕上がりをみせていますが、その他でとくに目を引くのはシュヴァルグランの調子のよさです。

 以前、このコラムにも書きましたが、シュヴァルグランは調教が下手、というか調教の馬場と走り方が合わな過ぎて、調教コースでの動きがあまり参考になりません。そういう事情もあってレースを重ねることでどんどん体が出来ていき、調子をあげてくるのだそうです。

 そして今は…絶好調!


「カイバもペロリと平らげるし、馬体も前走と比べてもさらにいいかんじに仕上がってきています」と担当の津田助手は満面の笑み。いやー、ほんと調子よさそうです。

 そして、友道厩舎としてはなんとしてもサトノダイヤモンドを負かしたい様子です。というのも、サトノダイヤモンドは僚馬であるマカヒキとともに最優秀3歳牡馬の有力候補。GIをふたつ勝たれるとマカヒキの受賞の可能性が低くなるのでなんとしても!というところのようです。

「暑い時期より涼しいほうがこの馬にはあっていますね。休み明け3走目と叩いてよくなるこの馬にとってはピークに持っていきやすいタイミングだし、ほんと楽しみ」(津田助手)

 それから、栗東の牝馬2頭、デニムアンドルビーとミッキークイーンの状態が素晴しい!!

 脚部不安のため、1年5か月も長期戦線離脱していたデニムアンドルビーですが、前走の金鯱賞での復帰にこぎつけるまでは中間にザセキをするなどしてなかなか出走態勢が整わず、予定していた府中牝馬を見送ったほどでした。ところが!ひと叩きされたあとはガラリ一変。すこぶる調子が上がっているそうです。

 本来、デニムは冬場になると冬毛がたくさん生えてくるタイプでした。牝馬にはよくあることですし、そうやって体を守ろうとする機能が働くのは当然のことです。ところが!最近のデニムアンドルビーは冬毛がどんどん抜けていきているそうですよ。これは新陳代謝が上がって調子が良くなっている証拠。

「気合もいいかんじに乗っていますね。先週、しっかり追い切ったので今週はサラッと仕上げました」と前川助手。うまく流れにのって力を出して欲しいですね!

 ミッキークイーンはエリザベス女王杯をぶっつけで挑んだあと、短期放牧へ。こちらも、ひと叩きされたことで「息づかいも体も良くなった」(兼武助手)とのことでした。繊細なミッキークイーンですが、年をとるごとにたくましさが増しているのも心強いです。

 有馬記念、ぜひぜひ当てていい年越しといきたいですね〜。

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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