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明け3歳世代が絶好調の安田隆行厩舎(小島友実)

  • 2017年01月10日(火) 18時00分


◆すでに9頭が勝ち上がる活躍

 2017年になり、競走馬たちは一つ年を重ね、去年まで2歳だった馬達は3歳となりましたね。今回はその明け3歳馬が好調な安田隆行厩舎の情報をお届けします。ほぼ毎年、3歳世代が10頭以上勝ち上がる安田厩舎。現3歳世代も1月9日現在でモンドキャンノとジューヌエコールの2頭の重賞ウィナーを含む9頭が勝ち上がる活躍を見せています。

 安田厩舎の3歳馬の中での筆頭格はやはりモンドキャンノですよね。朝日杯フューチュリティステークスでは京王杯2歳ステークスを勝った重賞ウィナーであるにも関わらず、7番人気という評価。しかし、2着に追い込んだ脚に重賞勝ち馬の力を感じた方も多かったと思います。管理する安田調教師に朝日杯のレースぶりを伺うと、「レースでは引っかかってしまうかと思っていたら、バルザローナ騎手が上手く制御して乗ってくれましたね。最後は凄い脚で追い込んできましたので、改めて能力を感じました」と高評価でした。

 この馬自体の評価を聞くと、「(血統的に)スピードがある点は長所ですが、折り合い面を考えると、短所にもなりえます。でも、この馬は人に従順なタイプ。今後はその辺りを重視して厩舎でもしっかりと調整していきたいですね」との事でした。現在は放牧中のモンドキャンノ。春の目標は「NHKマイルカップですが、前哨戦でどこを走るかなどは未定です」との師のお話でした。

 もう一頭の重賞ウィナーであるジューヌエコール。牡馬相手のデイリー杯2歳ステークスを制し3連勝で参戦した阪神ジュベナイルは11着という結果でした。安田師は、「こちらはレースでひっかかってしまいました。1600mはデイリー杯でこなしてくれていたので大丈夫だろうと思っていましたが、初めて乗る騎手(バルザローナ騎手)で馬も戸惑ってしまったようです。春はフィリーズレビューから桜花賞の予定。フィリーズレビューは1400mですからレースがしやすくなると思いますよ。良い結果を出して、桜花賞へ向かいたいですね。騎手は未定です」と話していました。

 それから、カレンチャンの全弟であるカレンカカ。昨年の11月19日に京都芝1800m戦でデビューし5着で、2戦目となった12月10日の中京芝1600mでは8着。安田師によると、「まだ馬が大人しすぎるんです。もう少し、気持ちに燃える面が出てきてくれるといいのですが…。今、放牧に出ていますので、変わってきてほしいですね。状態にもよると思いますが、順調ならば1月末に帰厩して、2月にまた芝のレースを試してみるつもりです。厩舎縁の血統ですから、なんとか結果をだしたいですね」とのお話でした。

 この他にも注目馬が目白押しの安田厩舎。毎年、2歳戦の始動が早い傾向ですし、3歳になっても堅実に活躍する馬が多い厩舎です。毎年、赤本での取材原稿でも書いているように、POGファンにはオススメの厩舎ですよ。気が早いですけど、今年の赤本でも注目してみてはいかがでしょうか。

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