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日経新春杯の2:1と京成杯の0.2秒

  • 2017年01月12日(木) 12時00分


東西の金杯は黒ラベルで祝杯をあげることができた。
予定では、東は田辺、西は浜中だったけれど、浜中のブラックムーンが内枠に入ってしまったので、オチで用意していた福永のブラックスピネルを昇格させて上手くいった。

しかし、浮かれ気分も木曜16時頃から日曜15時30分頃までの3日、約72時間でふっとんだ。シンザン記念は京都金杯で浜中が勝ち負けできなかったので、別の馬から買ってドカーン! フェアリーSは田辺のニシノアモーレが除外になったので、他の馬から買ってドカーン! 

浜中が勝ち負けできなかったら、田辺の騎乗馬がいなかったら、七草がゆでも食べるつもりでお腹にやさしい馬券を買おうと決めていたけれど、上手くいかなかった。京都は雨が想定以上に降って、重馬場になったことに対応しきれなかった。馬場がお粥だよ! なんて悪態をつくのがやっと。5日はいいブローを浴びせて、酔っぱらって、8日はいいブローを浴びて、ドランクする。結果は2勝2敗のイーブンでも、後半に2敗するとなかなかのパンチドランクでございます。

今週は傾向のはっきりしている京成杯と日経新春杯がある。自分からジタバタしなければ散らからないレースだ。思えば毎年この2レースを暴券暴食を休めるお粥レースと決めていた。今週は静かに新春を迎えることにしよう。


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日経新春杯は2:1か、3:0か。
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京都金杯は5頭出走した4歳馬が、1・2・4・5・6着。

1着 エアスピネル    4歳1人気
2着 ブラックスピネル  4歳6人気
3着 フィエロ      8歳5人気
4着 アストラエンブレム 4歳2人気
5着 マイネルハニー   4歳8人気
6着 ダンツプリウス   4歳9人気

4歳の包装紙で8歳のフィエロを包んだ感じだ。
枠の有利不利はあったとしても、それでも馬券圏内独占はならず。4歳2頭:8歳1頭の2:1。年初、しばらくは4歳の包装紙で馬券を包み立てるのはありか? と思いたくなる。

ただその一方、中山金杯は2頭出走した4歳が9着、10着。

9着 ストロングタイタン 4歳2人気
10着 ドレッドノータス 4歳3人気

2頭しかいないとはいえ、2人気、3人気だったのだから、包むのは無理でも1頭は馬券に包まれてもいいじゃないかと思いたくなる。しかし負けた。競馬はそれだけじゃないとも教えられたように思う。

とはいえ、それでも日経新春杯に出走する馬を眺めていると、今週も4歳の包装紙を取り出したくなる。

4歳は5頭登録。
予想人気で並べてみると、

1人気 4歳ミッキーロケット
2人気 4歳シャケトラ
3人気 5歳クリプトグラム
4人気 4歳レッドエルディスト
5人気 4歳カフジプリンス

16人気 4歳テイエムナナヒカリ

1・2・4・5人気!
4頭も上位人気にいると無条件に包装紙にしたくなる。

日経新春杯は16頭以下だと単10倍以内の上位人気馬が2頭馬券に絡みやすい傾向もある。今年は17頭登録だけど、マキシマムドパリは愛知杯に回りそうで、16頭立て以下になりそう。ならば4歳包装紙を採用するのはありだし、ヘタしたら圏内独占もあるかもしれない。実際、6年前はルーラーシップ、ヒルノダムール、ローズキングダムの4歳勢で独占した。

11年
1着 4歳ルーラーシップ 56.5 2人気
2着 4歳ヒルノダムール 56  3人気
3着 4歳ローズキングダム58  1人気

今年だってないとはいえない。しかし、今年はちょっと違うと思いたい。人気は同じような感じだけど、ハンデにだいぶ差があるからだ。

ミッキーロケット 55
シャケトラ    53
レッドエルディスト54
カフジプリンス  54

56キロ以上のハンデの馬が1頭もいない。(相手関係にもよるけれど)つまり実績が11年のメンバーに比べて弱いということでもある。だからここは2頭が馬券圏内でいいのではないか。

では4歳勢ではどの馬が面白いか?

こういう場合は人気のない馬を大事にしたくなる。

1人気 ミッキーロケット  前走菊花賞5着
2人気 シャケトラ     前走1000万1着
4人気 レッドエルディスト 前走菊花賞9着
5人気 カフジプリンス   前走1600万条件1着

ミッキーロケットは前走菊花賞5着、シャケトラは前走1000万1着。
レッドエルディストは前走菊花賞9着、カフジプリンスは前走1600万条件1着。

前走菊花賞と前走条件戦で2頭ずつ。いい感じに分かれている。このままならレッドエルディストとカフジプリンスか? でも今はそこは決めつけずに当日まで泳がせておきたい。

ちなみに去年も掲載した日経新春杯の馬券七草に当てはめてみると、前走1000万1着でハンデ53のシャケトラは1キロ重く、前走1600万を1着してハンデ54のカフジプリンスはちょーどいい。この2頭で比べるならカフジプリンスだけど、シャケトラは厩舎力のある角居厩舎で、ナイガシロにはしにくい。力のある厩舎が足りると判断したのならそこに敬意は必要だからだ。

だからこそ、こういう場合は人気に従いたい。もちろん前記した4頭で人気のない2頭を中心に4歳4頭で包装紙をこしらえたい。

参考文献・日経新春杯の七草
#1 単勝10倍未満の人気馬をナイガシロにしない。馬券圏内に2頭はやって来る(ここさえ守れば3連複は当る。儲かるかはわからないけれど、的中はできる)。
#2 57、58キロのトップハンデ馬は苦戦。
#3 フルゲートの方が人気薄が飛び込んで来る確率は上がる(1人気〜5人気がすべて吹っ飛んだのは18頭立てだった15年だけ)。
#4 前走1000万1着の4歳馬は52キロがいい。
#5 前走1600万1着の馬は54キロが望ましい。
#6 ディープインパクトはナイガシロにできない。
#7 外国人騎手好走例多し。

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日経新春杯・注目馬
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包装紙 4歳
ミッキーロケット・シャケトラ・レッドエルディスト・カフジプリンス

3連複ならこんな感じ
1列目 ミッキーロケット・シャケトラ・レッドエルディスト・カフジプリンス
2列目 上記以外のなんか
3列目 上記4歳4頭から人気のない2頭を抽出

なんか候補 2、3人気が予想されるクリプトグラム以外だといいな(※回避が決定)。
7人気くらいのままならレーヴミストラルはいいけど、Mデムーロ騎乗で7人気のままかな?
ヤマカツライデンがピュ〜っと逃げて、そのまま残ったらいいな、いいな、いいな。


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京成杯・レイデオロから0.2秒
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京成杯は1、2人気のどちらかが連対しやすい。去年は2人気が3着に負けたけど、基本的には1、2人気が強い。雪で順延になった4年前は1、2人気が両方馬券圏外に吹っ飛んだけれど、基本的には馬券圏内にどちらかはやって来る。

予想では
1人気 マイネルスフェーン
2人気 サーベラージュ

サーベラージュは前走新馬1着からの参戦。前走新馬組はこの10年でも14年のアデイインザライフの3着1回のみ。アデイインザライフは4人気で3着で、1人気ではなかった。仮にサーベラージュが1人気になったら、ただでさえツライ状況なのにさらにツラさは増しそう。

堀厩舎だけに厩舎力を発揮するかもしれないけれど1、2人気なら走られてもいい。買うとしても押さえで十分だ。

マイネルスフェーンは、前走ホープフルSでレイデオロの2着したことが評価されての人気か? 

勝ち上がるまでに6戦。
5・3・3・3・2・1着。
相手なりに走りつつ、勝ち上がって、重賞でも相手なりに走って2着。ホープフルSは8人気だった。

レイデオロに0.2差はたしかに魅力的だけど、前走はシュミノーが最内を突いて、上手いこと抜けてこれた。今回は人気だけに、前走と同じような最内を突くリスクを選択するとは思いにくい。外を回ってもレイデオロに0.2差で頑張れたか? 

ならば、葉牡丹賞で外を回って、レイデオロに0.2差で2着したコマノインパルスを買いたくなる。

コマノインパルスは予想4人気。4人気はそんなにおいしそうじゃないけど、1、2人気に敬意を払うべきレースで1、2人気をナイガシロ気味にするのだから、しょうがない。

先週、田辺で祝杯をあげて、田辺で調子に乗ろうと思ったら、フェアリーSでは除外されて騎乗馬なしで調子に乗り損ねた。だからここで今一度調子に乗らせていただこう。

おっと、正月気分を引きずってるような気がするな。馬券胃袋にやさしいお粥とは逸脱しているようにも思える。いや、4人気はお粥とは言えなくても、雑炊くらいではある。七草雑炊。うむ、これはこれでおいしそうだ。散々お粥と記してるけど、正直お粥は苦手。でも雑炊は好きだ。

というわけで、同じようにレイデオロと0.2差で走ったけど人気はマイネルスフェーンよりなさそうなコマノインパルスに注目することにする。

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京成杯・注目馬
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コマノインパルス

ベストリゾート
アサギリジョー

レイデオロと0.2差のコマノインパルスに注目したので、ヒモはマイネルスフェーンと接戦を演じたことのあるベストリゾート(ホープフルSにて)とアサギリジョー(未勝利でハナ差勝ち)に期待することにした。この2頭が1、2人気に先着してくれたら、コマノインパルスとの馬券でもそれなりにつくんじゃないか?

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競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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