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　毎週言っていますが、ホント寒いですね〜。皆さんは大丈夫ですか？

　トレセンではこの時期、馬場が凍らないように不凍液が撒かれます。馬が歩いたり走ったりする場所は結構水分を含みますから、マイナス気温が当たり前のこの時期はそのままの状態では凍結してしまいます。アイスバーンになってしまって馬が転んでしまっては一大事！事故防止や日々の調教が滞りなくできるように工夫されているんです。まだまだ寒さが続きますが、調教は1日でも休んだら後に響きます。安全、かつコンスタントに調教ができることが何よりの財産。無事、この時期を乗り切ってもらいたいものです。

　今週の根岸ステークスにはブルミラコロが出走します。1000万、準オープンの三河Sを連勝し3連勝を狙っていますよ。


「クラスが上がればペースが上がります。ブルミラコロは少しペースが上がったくらいがちょうどいい。だから、案外重賞クラスの流れは合うと思います。これまでと比べて相手が一段と強くなりますが、ここは試金石。楽しみです」と担当の高野助手。

　そうなんです。休養前は準オープンでカフジテイクの2着に来ていたにもかかわらず、休み明け初戦の平場1000万下では3着に敗退。どうもペースがあわなかったというか、ちょっと持て余し気味の負け方でした。その点、このクラスを勝ち上がった後の前走の三河Sでは実に安定した勝ちっぷりでしたね。このくらい勝って当然というかんじがしました。

　大久保師も満を持しての重賞挑戦に期待を膨らませます。

「最終追い切りは馬なりで実にいい動きをみせていましたよ。休み明け、今回が5戦目ですがずっと安定していい状態をキープしています。重賞初挑戦ですが、期待していますよ」


　そうなんです。ほんと、ブルミラコロはぶれない。いつも調教でもしっかり動くし、レースでも力を出し切る。普段の素顔も、ほんと素直でかわいい。典型的な優等生です。ダート重賞路線は賞金加算が必須です。今後、出たいレースに出るためにもここでもしっかり賞金を積んでおきたいところです。

　さて、今週の東京競馬のセントポーリア賞、1勝馬のキセキとブエナビスタの娘・コロナシオンが気になって仕方ありません。

　キセキは体全体を使ったダイナミックなフットワークが魅力です。「あの走り方からも広い東京コースはぴったりです。1週除外で延びましたが、状態は文句ありません」と前川助手。新馬戦ではゲートで後手を踏むシーンもありましたが、直線では難なく抜けだしての圧勝。今回もあの走りの再現を期待しちゃいます。

　コロナシオンはひと息入れてからの復帰戦。ちょっと気難しい面もあるようなので初の長距離輸送も気になりますが、早い段階からいろいろ経験しておくことは財産。今回ももちろん期待していますが、長い目で期待を持ち続けたいと思います。