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まさかの3頭残しで思いっきり攻める!/東京新聞杯

  • 2017年02月03日(金) 18時00分


◆たまにはこれくらい攻めてもいいだろ(笑)

須田 井崎センセイが自信アリでした先週の根岸S。残した馬が見事に上位を独占したんですが……いかんせん配当が安すぎましたねえ。残念ながら、トリガミでございます。

井崎 もしやモンドクラッセが残ってくれるんじゃないか……と、一瞬だけ夢が見られたよ(笑)。しかし、勝ったカフジテイクの末脚はとんでもなかったよなあ。

須田 上がり34秒5ですからね(笑)。ボクも気になったんでターゲットで調べてみたんですが、1986年以降の良馬場における上がりレコードタイムでした。

井崎 しかもカフジテイクって、昨年10月のグリーンチャンネルカップでも34秒4の上がりを使ってるんだよな。こっちは稍重だけど、それにしてもすごいキレ味だよ。

須田 ええ、ブロードアピールが勝った2000年の根岸Sを思い出しましたよ。さて、今週は東京新聞杯がお題レースですが……センセイ、3頭残しとかマジですか!?

井崎 困ったことにマジ(笑)。あと1頭くらいは残したかったんだけど、そのあたりの調整が、なかなかうまくいかなくてねえ。やっぱりコレ、厳しいと思うかい?

須田 厳しいか厳しくないかでいえば、そりゃ前者でしょう(笑)。少頭数だというのに、ブラックスピネル、プロディガルサン、ヤングマンパワーの3頭を消すとは……。

井崎 いやでも、東京新聞杯ってそうそう順当には決まらないからな。最低人気の組み合わせで決まった1月の若駒Sみたいに、少頭数でもドカン!と荒れるかもしれないし。

須田 だったらなおさら、もうチョイ手広くいったほうがいいでしょ。これでもしマイネルアウラートとロイカバードで決まったら「神」ですけど……さすがに厳しいですよ?

井崎 そっちは確かに厳しいだろうけど、エアスピネルからの相手2点は、十分にありそうな気がするけどなあ。この3頭残しなら、絶対にトリガミにもならないだろうし。

須田 なるほど、トリガミを避けたいという思惑もあっての話なワケですか。とはいえ、さすがに絞りすぎって気がしますけどねえ。3頭残しと4頭残しでは大違いですよ?

井崎 まあ、たまにはこれくらい攻めてもいいだろ(笑)。最近は結果こそイマイチだけど、ピント自体はけっこう合ってるからね。白星ゲット目指して、前のめりで勝負!

☆03番マイネルアウラート
☆07番エアスピネル
☆09番ロイカバード

・前走3番人気以下だった、前走馬体重500キロ以上馬
※過去10年[0-1-0-40]
●2016年該当馬→ダイワリベラル(6着)、サトノギャラント(11着)、ルルーシュ(13着)
○2017年該当馬→ダイワリベラル、ブラックスピネル、ストーミーシー、ブラックムーン、ヤングマンパワー

・前走10着以下馬
※過去10年[0-1-2-40]
●2016年該当馬→トーセンスターダム(9着)、タガノブルグ(12着)、ルルーシュ(13着)
○2017年該当馬→ダイワリベラル、ストーミーシー、プロディガルサン、タガノブルグ、ヤングマンパワー

・前走5番人気以下の7歳以上馬
※過去10年[0-1-1-37]
●2016年該当馬→テイエムタイホー(5着)、マーティンボロ(7着)、ルルーシュ(13着)
○2017年該当馬→該当なし

2016年残った馬→スマートレイアー、エキストラエンド、マイネルアウラート、ダノンプラチナ、アルマワイオリ、グランシルク、ダッシングブレイズ

【2016年結果】
1着:スマートレイアー(○)
2着:エキストラエンド(○)
3着:マイネルアウラート(○)

2017年上半期[星取り表]:○●△●△

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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