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　前回2月12日のWIN5は3レース目の門司S(小倉11R)でワンダーピルエットが発走直前に除外され、総発売金額の3割弱が返還となってしまいました。既に1〜2レース目が終了していたタイミングだったので、「ハズれた馬券が払い戻される」という不思議な体験をした方も多かったんじゃないでしょうか。かく言う私もそのひとり。WIN5ならではの“珍事”ですね。

　明日2月19日のWIN5は総出走頭数が69頭、総組み合わせ数が46万5920通り(土曜16時現在)。ここ3回ほどではないものの、今回も多頭数のレースは多くありません。ただ、重賞の2鞍がいずれも混戦模様ですし、絞るべきレースを的確に絞り込めるかがポイントになると思います。

◆近年の小倉大賞典は圧倒的に内枠有利

　1レース目は4歳以上1000万下の春日特別(京都10R)。休養明け2戦目のクィーンズベストあたりが注目を集めるでしょう。

　2レース目は4歳以上1600万下、ハンデキャップ競走のアメジストS(東京10R)。実績上位のメートルダールらが上位人気グループを形成しそうです。

　3レース目は4歳以上GIII、ハンデキャップ競走の小倉大賞典(小倉11R)。土曜16時の時点ではストロングタイタン、ベルーフ、マイネルハニーあたりに支持が集まっていました。

　4レース目は4歳以上1600万下の斑鳩S(京都11R)。少頭数ながらも比較の難しいメンバー構成で、混線模様のオッズになるかもしれません。

　5レース目は4歳以上GIのフェブラリーS(東京11R)。こちらは土曜16時の時点だとカフジテイク、ゴールドドリーム、ベストウォーリア、モーニンらが人気を集めています。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年02月19日版]

1位 京都10R 7.クィーンズベスト
2位 東京10R 3.メートルダール
3位 京都11R 6.テラノヴァ
4位 東京11R 10.カフジテイク
5位 小倉11R 6.マイネルハニー
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 小倉11R 1.レッドソロモン
7位 小倉11R 7.マルターズアポジー
8位 東京11R 3.ゴールドドリーム
9位 京都11R 8.テルメディカラカラ
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 東京10R 2.タイセイサミット
11位 京都10R 2.アナザープラネット
12位 小倉11R 8.ベルーフ
13位 東京11R 9.ベストウォーリア
14位 京都11R 5.レッドアヴァンセ
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 東京10R 6.トーセンマタコイヤ
16位 京都10R 4.ケンホファヴァルト
17位 小倉11R 9.パドルウィール
18位 小倉11R 4.コスモソーンパーク
19位 東京11R 6.モーニン
20位 東京11R 1.サウンドトゥルー
21位 東京11R 4.コパノリッキー
22位 京都11R 7.キングハート
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 京都11R 11.トーセンデューク
24位 東京10R 4.スクエアフォールド
25位 東京10R 8.ブラックバゴ
26位 京都10R 8.ゼンノタヂカラオ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　5レース目のフェブラリーS(東京11R)は若い馬を重視した方が良さそう。「馬齢が7歳以上だった馬」は2012年以降[0-1-1-30]ですし、ここ4回の優勝馬はいずれも5歳以下だった馬です。ただし「前走の馬体重が500kg未満だった馬」は2012年以降[0-3-0-27]、「“東京ダ1600ｍの重賞かオープン特別”において3着以内となった経験がなかった馬」は2012年以降[0-2-1-38]と、それぞれ優勝例なし。また「前走の着順が4着以下だった馬」も2012年以降[1-1-1-33]なので評価を下げるべきでしょう。今年はこれらの条件をすべてクリアしている馬こそいませんが、馬格以外にこれといった不安要素のないカフジテイク、出遅れた前走を度外視すれば魅力十分のゴールドドリームあたりは高く評価すべきだと思います。

　3レース目の小倉大賞典(小倉11R)は枠順が最大のポイント。「馬番が8〜16番だった馬」は2012年以降[0-0-3-41]と連対例すらありません。また「“前年か同年、かつJRAの重賞かオープン特別”において3着以内となった経験がなかった馬」は2012年以降[0-1-2-27]。昨秋の重賞を制しているマイネルハニー、マルターズアポジー、好枠を活かせそうなレッドソロモンあたりが有力候補です。