ホソジュンの幸せ馬房/細江純子

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改めて大舞台に強い騎手だと感じたフェブラリーS、そして今週

2017年02月24日(金)12時00分

注目数:26人


◆良いメンバーが揃った中山記念

 フェブラリーS、本命にあげたモーニンが大敗。さすがのムーア騎手でも内目の枠もありましたし、厳しかったですね…。

 陣営も話していた通り体は抜群に映りましたが、さすがにメンタル面においては読み取ることもコントロールすることも難しいもの。

 馬は心身のバランスが大事と言われますが、体ができていなくても心があれば走りますが、逆は…。気持ちの面・スピリットというのは、競走馬にとって何よりも大事なものなのかもしれませんね。

 一方、勝利をしたゴールドドリームは、前走時よりも落ち着いて見えたものの、それでもパドックではテンションの高さが見受けられ、前回時も出遅れた発走が心配になるものでした。今回も少し立ち遅れているものの、鞍上のデムーロ騎手が直ぐに対処をし、馬込みをスルスルと縫い上げポジション確保。昨年に引き続きの連覇となったわけですが、改めて大舞台に強い騎手だと感じるものでした。

 さて今週行われる重賞の1つ、中山記念は良いメンバーが揃いましたね。

 牝馬ヴィブロスは、「新しいヴィブロスをお見せできると思う」と友道調教師が話していましたが、秋よりも落ち着きがでて、今の方が食べたものが身になるように感じると安田助手。

 よって当日の体重は20キロ前後増えるとのことでした。切れ味が武器なタイプだけに、太目残りは嫌だと思える一方で、次はドバイ遠征を視野にいれているだけに、仕上げは難しいところ。

 その点については、「もちろんドバイのことも考えてはいるけど、ここで格好のつける走りをしないと。感触的に走れる態勢にあると思いますよ」と、いつも適確かつ控えめなジャッジをされる安田助手も手応えのある様子でした。

 そして私の大好きなアンビシャスですが、この馬は馬中心の距離やローテを選択していることもあって、いつもフレッシュな状態で、さほど変わり身はないタイプですが、秋2戦のラスト1ハロンの切れ味に不安も。中山の1800mが舞台になる点は好材料と思えますが、折り合い面など気になる点もあります。

 となると中心となるのは実績的にリアルスティールかな…。前走のJCは完璧な競馬に映りましたが、最後止まったのは距離。1800mならば強い存在だと思います。

 印はもう少し悩んで結論をだすこととし、このあたりで失礼します。週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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コラムニストプロフィール

細江純子
細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。その後2000年にはシンガポールにて日本人女性初の海外勝利。2001年6月引退。通算成績493戦14勝。海外2勝。 現在はホース・コラボレーターとしてTV、ラジオ出演の他、文芸ポストにおいて短編小説「ストレイチャイルド」発表するなど、幅広い活躍を見せている。