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　今年2月のWIN5対象レースで顕著な活躍を見せているのがM.デムーロ騎手。2月5日には東京新聞杯(東京11R)を、2月12日にはアルデバランS(京都10R)と京都記念(京都11R)を、そして先週2月19日にはアメジストS(東京10R)とフェブラリーS(東京11R)を制しています。WIN5対象レースにおける騎乗機会5連勝は史上初の快挙。川田将雅騎手が2011年の6月5日〜6月12日に、浜中俊騎手が2012年の7月29日〜8月12日に記録した4連勝を上回りました。

　明日2月26日のWIN5は総出走頭数が63頭、総組み合わせ数が29万7000通り(土曜16時現在)。M.デムーロ騎手はブラッドストーンS(中山10R)でナリタスターワンに、中山記念(中山11R)でネオリアリズムに騎乗する予定です。どちらもそれなりに実績のある馬なので、連勝記録がさらに伸びるかもしれませんね。

◆阪急杯は高齢馬の評価を思い切って下げたい

　1レース目は4歳以上1600万下の伊丹S(阪神10R)。2戦連続で2着に好走しているテイエムジンソクが人気の中心でしょう。

　2レース目は4歳以上1600万下のブラッドストーンS(中山10R)。こちらも前走で2着となったアトランタに支持が集まると思います。

　3レース目は4歳以上1600万下の関門橋S(小倉11R)。少頭数ながらも比較の難しいメンバー構成で、人気は割れるかもしれません。

　4レース目は4歳以上GIIIの阪急杯(阪神11R)。土曜16時の時点ではシュウジが断然の支持を集めており、ロサギガンティアらが続いていました。

　5レース目は4歳以上GIIの中山記念(中山11R)。こちらは土曜16時の時点だとアンビシャス、リアルスティールあたりが人気です。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年02月26日版]

1位 阪神11R 7.シュウジ
2位 中山11R 7.アンビシャス
3位 阪神10R 2.テイエムジンソク
4位 中山10R 3.アトランタ
5位 小倉11R 8.ウインクルサルーテ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 小倉11R 2.サンデーウィザード
7位 中山10R 15.ドラゴンゲート
8位 阪神10R 9.マインシャッツ
9位 中山11R 4.リアルスティール
【以上すべての馬を買うと16点買い】

10位 阪神11R 3.ブラヴィッシモ
11位 小倉11R 9.メイクアップ
12位 中山10R 10.ナリタスターワン
13位 阪神10R 6.サージェントバッジ
【以上すべての馬を買うと108点買い】

14位 中山11R 3.ヴィブロス
15位 阪神11R 6.ムーンクレスト
16位 小倉11R 4.フロリダパンサー
17位 小倉11R 5.デンコウリキ
18位 小倉11R 6.アカネイロ
19位 中山10R 13.ヴァーノン
20位 中山10R 14.ゲマインシャフト
21位 阪神10R 5.ナムラアラシ
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 中山11R 1.ネオリアリズム
23位 中山11R 8.ツクバアズマオー
24位 中山11R 9.ロゴタイプ
25位 阪神11R 5.ロサギガンティア
26位 阪神11R 8.ミッキーラブソング
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　5レース目の中山記念(中山11R)は実績馬が強いレース。「“前年か同年、かつJRAの重賞”において優勝経験がない馬」は2011年以降[0-1-0-35]、「前走の着順が2着以下、かつ“前年か同年、かつJRAのGI”において10着以内となった経験がない馬」は2011年以降[0-0-0-31]と、それぞれ苦戦しています。さらに「前走の出走頭数が15頭以下だった馬」は2011年以降[0-0-0-21]。多頭数のレースを経由してきた馬に注目すべきでしょう。厳密に言うとこれらの条件をすべてクリアしているのはヴィブロスのみですが、この馬はジョッキーとの相性がやや不安。前走の出走頭数が15頭だったアンビシャス、前年に海外のGIを勝っているリアルスティールが有力候補です。

　4レース目の阪急杯(阪神11R)は馬齢とコース適性がポイント。「馬齢が6歳以上、かつ“前年か同年、かつ阪神芝1400m内の重賞”において4着以内となった経験がない馬」は2010年以降[0-0-0-50]と上位争いに食い込めていません。さらに「前走の条件が“JRA、地方、海外の重賞”以外だった馬」も2010年以降[0-0-1-32]と精彩を欠いていました。これらの傾向から強調できるのはシュウジ、ブラヴィッシモ、ムーンクレストだけ。この3頭からさらに絞り込むなら、ジョッキーとの相性に不安がないシュウジを素直に信頼すべきだと思います。