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ヒモ荒れくらいは狙っていけるフィリーズレビュー

  • 2017年03月10日(金) 18時00分


◆1400mへの短縮は悪くないレーヌミノル

 チューリップ賞に比べるとトライアルとしての存在感が薄くなっているフィリーズレビューだが、馬券的にはこちらのほうが面白いようにも思える。人気馬の好走度もチューリップ賞ほどではないし、少なくともヒモ荒れくらいは狙っていけるレースだ。

 人気はレーヌミノルだろう。阪神JFの上位馬がフィリーズレビューに出走となると当然期待は高まるが、間にクイーンCを挟んだのが気になる。しかも4着に負けてからの参戦。1400mへの短縮は悪くないと思うので、そのメリットとどれだけ相殺できるか。

 阪神JFからの直行組ではゴールドケープが最先着してきたことになる。さすがにスケール感が不足しているようにも思えるが、人気が無さそうというプラス要素もある。ヒモ穴には入れておきたい。

 ジューヌエコールは重賞勝ち馬だし今回も上位人気だろう。大敗のダメージがどの程度あるかだけがポイント。軸にするよりもヒモ馬の上位に回して様子を見たい。

 フィリーズレビューに出走した前走オープン組を振り返ると、掲示板を確保してくればまずまず、6着以下から来ると厳しいという傾向がある。今年はレーヌミノルの他に条件を満たすのがアズールムーンラーナアズーラだ。

 アズールムーンはダートグレードからなのでかなりの変則パターンだが、重賞入着は入着。血統的にはダートが良さそうなのだが、そのダートでは負けての芝戻りになる。調教師はデビュー前から芝も大丈夫と言っていたので、素直に芝1400m2戦2勝を評価する手もあるだろう。

 ラーナアズーラは全く人気が無いだろうが、ここ4戦は着差がすべて0.3秒以下。ダメモトで3連複か3連単3着用のヒモ馬としてキープしておく価値はある。

 前走500万条件組は1600mを勝ってきた馬がいるとかなり頼れるのだが、今年は不在。負けてきた馬はかなり厳しいので、勝ってきた3頭が馬券対象として候補となる。

 というか、この組ではカラクレナイだろう。万両賞を人気で勝ってきた点、0.2秒ときっちり着差をつけてきた点が評価できる。個人的には軸馬を決めるならレーヌミノルかこの馬で、そこから人気薄へ展開したい。

 ベルカプリは人気薄かつタイム差なしの勝利というところが割り引き材料。ただデイリー杯でも一応の格好くらいはつけた馬だし、3着候補には残しておきたい。

 タガノカトレアは2戦2勝で前走も完勝だが、ダート2勝のエンパイアメーカーで初芝というのはさすがに手を出しづらい。マリブムーンやパイロを買うならエンパイアメーカーもありだろという発想は無くもないが……。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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