日曜メインレース攻略/須田鷹雄

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強い傾向のある4歳馬を狙いたい大阪杯

2017年03月31日(金)18時00分

注目数:40人


◆GII時代の延長線上で予想したい

 今年からGIに昇格した大阪杯。もともと格上タイプの強いレースなので、GII時代の延長線上で予想すればよいのではないかと思う。

 キタサンブラックは有馬記念以来だが、目くじらをたてるほどの長期間というわけでもないし、馬自身もポン駈けはきく。

 昨年は2着だったがアンビシャスより2キロ背負っていたし、残り400-200mが最速ラップという形にしてしまって自滅した感がある。武豊騎手はそのあたりを修正してくるだろう。2400m以上に比べると2000m戦のほうが自分向きの流れも作りやすいと思う。

 サトノクラウンは香港ヴァーズで大物食い。前走も勝ってよいムードで本番を迎えた。充実期を迎えている可能性はあるが、負けるときにはがっつり負けるタイプでもある。軸にするのは少し怖いようにも思える。

 逆にマカヒキはやや評価を下げてここへ。凱旋門賞は外枠も響いたし、現地2走目で状態を維持できなかった感もある。前走の京都記念は正直2着はしてほしかったが、トリッキーなペースでもあった。4歳馬の強いレースだし、人気落ちしたここで狙ってみたいようにも思う。

 4歳で前走により評価をやや落としているといえばミッキーロケットも同様。ただ4歳馬重視という方向性でいえば、この馬もヒモには入れておく必要があるだろう。

 評価が難しいのがヤマカツエース。前走勝ちはもちろん評価できるのだが、中京芝2000mが得意なことも明らか。得意コースを勝って人気上昇でコース替わりというのはパターンとしてはよくない。有馬記念こそ掲示板に来たが、基本的にGIでは一枚足りなかった馬だけに、評価は慎重にいきたい。

 アンビシャスはいろいろと難しい馬で、どういう競馬をするのがベストなのかというテーマについて、ファンも陣営も確かな答えを出せずにいる。ただパフォーマンスを発揮した場合にはここでも上位に食い込んでくることが可能。福永騎手はテン乗りになるが、気楽に乗れる人気だけに、思い切った騎乗ができれば好配当提供にもつながりそうだ。

 ステファノスは前走が強調できるものではなかったし、勝ちきるようなシーンはなさそう。ただ強い相手に対してもそれなりにがんばれる馬だし、2,3着、特に3着の可能性は意識しておきたい。

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コラムニストプロフィール

須田鷹雄
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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