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　今週末のJRAは2場開催。WIN5の発売締切時刻が14:20(JRAダイレクトは14:15)に繰り上がりますのでご注意ください。

　前回3月26日のWIN5は7295万8200円の高額配当決着。総組み合わせ数は45万6192通りと決して多くなかったものの、大きな波乱が続きました。1レース目の常総S(中山10R)を単勝オッズ91.6倍のパリカラノテガミが制したこともあり、ほとんど楽しめないまま望みを絶たれた方が多かったのではないかと思います。

　明日4月2日のWIN5は総出走頭数が56頭、総組み合わせ数が14万3360通り(土曜12時現在)。このまま出走取消等がなかったとしても、総組み合わせ数はWIN5史上3番目の少なさです。さすがにこの状況なら低額配当決着を覚悟しておいた方が良さそう。ただ、1〜3レース目がいずれも10頭立て以下の少頭数ですし、前回よりは長く楽しめる可能性が高いんじゃないでしょうか。

◆大阪杯で不安要素が見当たらないのは2頭だけ

　1レース目は4歳以上1600万下、ハンデキャップ競走の御堂筋S(阪神9R)。実績上位のアルター、サラトガスピリットあたりに注目が集まると思います。

　2レース目は3歳オープンの伏竜S(中山10R)。前走のヒヤシンスSで3着となったハイパーノヴァらが上位人気グループを形成しそうです。

　3レース目は3歳オープンのマーガレットS(阪神10R)。少頭数ながらも比較の難しいメンバー構成で、やや支持が割れるかもしれません。

　4レース目は4歳以上1600万下の船橋市市制施行80周年記念(中山11R)。善戦続きのオーヴィレールあたりが人気の中心でしょう。

　5レース目は4歳以上GIの大阪杯(阪神11R)。土曜16時の時点ではキタサンブラックの支持がやや抜けており、サトノクラウンとマカヒキが続いていました。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年04月02日版]

1位 阪神9R 6.アルター
2位 阪神10R 3.ファンタジステラ
3位 中山11R 8.シゲルノコギリザメ
4位 阪神11R 5.キタサンブラック
5位 中山10R 7.ハイパーノヴァ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 中山10R 9.リゾネーター
7位 阪神11R 14.マカヒキ
8位 中山11R 14.オーヴィレール
9位 阪神10R 1.ラプソディーア
【以上すべての馬を買うと16点買い】

10位 阪神9R 3.サンタフェチーフ
11位 中山10R 1.ノーブルサターン
12位 阪神11R 12.アンビシャス
13位 中山11R 13.ダイワダッチェス
【以上すべての馬を買うと108点買い】

14位 阪神10R 5.アスタースウィング
15位 阪神9R 4.サラトガスピリット
16位 中山10R 5.リヴェルディ
17位 中山10R 6.グランドディアマン
18位 中山10R 4.サンライズノヴァ
19位 阪神11R 1.ミッキーロケット
20位 阪神11R 7.サトノクラウン
21位 阪神11R 13.ヤマカツエース
22位 中山11R 15.アレスバローズ
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 中山11R 10.ナイトフォックス
24位 阪神10R 6.オールザゴー
25位 阪神10R 2.ビーカーリー
26位 阪神9R 5.ノーブルマーズ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　5レース目の大阪杯(阪神11R)は実績馬を素直に重視した方が良さそう。「“前年か同年、かつJRA、かつ2000m以上のGI”において5着以内となった経験のない馬」は2013年以降[0-1-1-25]と勝ち切れていません。また「前走が“国内ならびに外国のGI”だった馬」を除くと、「前走の単勝人気順が3番人気以下だった馬」は2013年以降[1-1-0-23]。さらに「前走の距離が2200m未満だった馬」は2013年以降[1-1-0-25]、「父にミスタープロスペクター系種牡馬を持つ馬」は2013年以降[0-0-1-9]と、それぞれ安定感を欠いています。これらの条件をクリアしているキタサンブラックとマカヒキが有力候補です。

　3レース目のマーガレットS(阪神10R)も近走成績を素直に評価したいレース。「“中央場所、かつ芝1400〜1600mのレース”において3着以内となった経験がない馬」は2012年以降[0-0-1-29]ですし、「前走の着順が7着以下だった馬」も2012年以降[0-0-1-29]と苦戦していました。今年はこの2条件をクリアしているのがファンタジステラとラプソディーアだけ。手広く構える必要はないでしょう。