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　明日4月16日のWIN5は総出走頭数が78頭、総組み合わせ数が89万8560通り(土曜16時現在)。このまま出走取消等がなければ、1月22日(85万2992通り)を上回る今年最多の総組み合わせ数となります。2017年はこれまでのところ全体的にWIN5対象レースの出走頭数が少なめで、70万通り以上だったのは前出の1月22日のみ、60万通り以上も3月5日(68万8128通り)と前回4月9日(63万6480通り)だけ。久々にWIN5らしい難度を感じる回です。

　しかも、明日のWIN5は1〜3レース目がいずれもハンデキャップ競走。高額配当決着となる可能性はそれなりに高いと思いますし、少なくとも買い目の検討にはある程度の時間が掛かるんじゃないでしょうか。皆さんも余裕のあるタイミングで予想に取り掛かってください。

◆皐月賞はスワーヴリチャードが最有力候補

　1レース目は4歳以上1600万下、ハンデキャップ競走の陽春S(阪神10R)。オウケンビリーヴ、サイタスリーレッド、プレシャスエースの4歳勢らが上位人気グループを形成するのではないかと思います。

　2レース目は4歳以上オープン、ハンデキャップ競走の春雷S(中山10R)。比較の難しいメンバー構成で、支持は割れるかもしれません。

　3レース目は4歳以上オープン、ハンデキャップ競走の福島民報杯(福島11R)。実績馬のほか、昇級初戦のサンデーウィザードやステイインシアトルあたりもそれなりに注目を集めそうです。

　4レース目は4歳以上1600万下の難波S(阪神11R)。戦績に安定感のあるハナズレジェンドらが支持を集めるでしょう。

　5レース目は3歳GIの皐月賞(中山11R)。土曜16時の時点ではカデナ、スワーヴリチャード、ファンディーナあたりが人気の中心でした。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年04月16日版]

1位 福島11R 14.サンデーウィザード
2位 中山10R 8.オウノミチ
3位 阪神10R 3.サイタスリーレッド
4位 阪神11R 9.ハナズレジェンド
5位 中山11R 2.スワーヴリチャード
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 福島11R 8.トルークマクト
7位 福島11R 9.シャイニープリンス
8位 中山10R 14.トウショウドラフタ
9位 阪神10R 10.プレシャスエース
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 阪神11R 5.ポルトドートウィユ
11位 中山11R 8.ファンディーナ
12位 福島11R 16.ステイインシアトル
13位 中山10R 1.コスモドーム
14位 阪神10R 6.ウィッシュハピネス
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 阪神11R 6.ミエノサクシード
16位 中山11R 4.カデナ
17位 福島11R 11.ケイティープライド
18位 福島11R 15.マイネルミラノ
19位 中山10R 11.アクティブミノル
20位 中山10R 5.ジャストドゥイング
21位 中山10R 7.キングハート
22位 阪神10R 12.オウケンビリーヴ
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 阪神10R 1.ベック
24位 阪神11R 12.ハクサンルドルフ
25位 中山11R 5.レイデオロ
26位 中山11R 6.アウトライアーズ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　5レース目の皐月賞(中山11R)は過去の戦績を素直に評価したい一戦。「“JRA、かつ1800m以上の重賞”において連対経験のない馬」は2012年以降[0-0-1-40]ですし、「前走の着順が3着以下だった馬」は2012年以降[0-1-1-38]、「前走の単勝人気順が3番人気以下だった馬」は2012年以降[1-0-1-52]、「前走との間隔が中2週以内だった馬」は2012年以降[0-0-0-11]と、それぞれ安定感を欠いています。上位人気馬の大半はこれらの条件をクリアしていますが、特に注目したいのはスワーヴリチャード。「“共同通信杯”において連対経験があり、なおかつ前走の着順が2着以内だった馬」は2012年以降[4-1-1-0]と非常に堅実です。

　2レース目の春雷S(中山10R)も実績馬が強いレース。「“前年か同年、かつJRA、かつ芝1200mの重賞”において5着以内となった経験がない馬」は2013年以降[1-1-0-42]とあまり上位争いに食い込めていません。狙ってみたいのは昨夏に小倉芝1200mの北九州記念で3着となったオウノミチ。あとは昨春に中京芝1400mのファルコンSを制しているトウショウドラフタも有力候補と見ていいでしょう。