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初のG1制覇となったアルアイン&松山弘平騎手

  • 2017年04月21日(金) 12時00分


◆このG1制覇をきっかけにさらなる飛躍が期待できそう

 先週の皐月賞、荒れましたね〜。

 皐月に至るまでもオトコ馬は混戦でしたが、今回は牝馬のファンディーナも加わり、面白みのある構図に。また当日はファンディーナが1番人気にも。回数を重ねる度にテンションが高くなってしまう点に懸念はしていたものの、前回もレースでは我慢がきいていたことに加え、もともと持っている背中の使い方などが素晴らしく、私も注目の1頭でした。

 しかしながら終わってみて思うことは、ローテーションや馬群に入っての競馬が初めてだったという経験値など、やはり厳しさは多く存在していたように思えます。

 週中、岩田騎手も、「テンションが高かった…」と。

 今後のこの春のローテーションをどうするか?注目が集まりますが、この選択次第では、そのレースもそうですが、それ以上にその後の競走馬生活が大きく違ってしまう気がするだけに、より重要となる気が個人的にはしています。

 さて一方アルアインで勝利をした松山弘平騎手は初のG1制覇となりました。もともと馬の邪魔をしない騎乗振りが松山騎手の良さとも思えていましたが、このG1制覇をきっかけに、さらなる飛躍が期待できそう。良かったです。またベテランの上手さを見せつけられたのが、武豊騎手の1コーナーでの入り方と、デムーロ騎手の道中の判断。まさに巧みの技でした。そして池江厩舎のワンツーに加えて3着は音無厩舎。このあたりも考え深いものがありました…。

 さぁそして日本ダービーに向けてですが、この内容から面白みを増したのが、勝ち馬もそうですがレイデオロ。ルメール騎手も、「間隔もあいている中だったからね。この走りなら、ダービーに向けて繋がるものになったと思う」と話していました。

 一方、本命にあげたカデナは、当日のパドックで左のトモが下がりバランスに関しては以前の方が良かったようにも…。

 レースにおいて道中に脚を使ったとは言え、状態面に関しても疑問が残るものでした。

 正しいかどうかは分かりませんが、前回との違いには成長時期に馬をレースにもっていくことの難しさを改めて感じる部分もありました。

 それでは皆さん、週末は競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。その後2000年にはシンガポールにて日本人女性初の海外勝利。2001年6月引退。通算成績493戦14勝。海外2勝。 現在はホース・コラボレーターとしてTV、ラジオ出演の他、文芸ポストにおいて短編小説「ストレイチャイルド」発表するなど、幅広い活躍を見せている。

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