スマートフォン版へ

南関東クラシック一冠目羽田盃から始動するキャプテンキングの近況

  • 2017年05月01日(月) 18時00分


キャプテンキングは矢野貴之騎手とコンビを組む予定


 南関競馬も5月に入ってビッグレースが続いていきます。来週5月10日(水)には南関東クラシック一冠目の羽田盃(大井・1800m)、11日(木)には南関東牝馬クラシック二冠目の東京プリンセス賞(大井・1800m)と、クラシックレースが二夜続けて行われる豪華な開催が待っています。

 たくさんの人たちから注目を集めているのは、美浦の加藤和宏厩舎所属だったキャプテンキング(大井・的場直之厩舎)でしょう。好メンバーが集ったヒヤシンスSは後方から脚を伸ばして、優勝したエピカリスから0.5秒差の5着。その後、エピカリスはUAEダービーに挑戦して惜しい2着で、キャプテンキングもどのくらい強いのだろう……と。

馬房にいる時のキャプテンキング。南関東に仲間入りをしてどんな強さを見せてくれるのでしょうか


 3月上旬のリスタートでもキャプテンキングの話題はお伝えしました。その後もここまで至って順調に進めてきたそうで、羽田盃からいよいよ始動。南関東リーディング2位の矢野貴之騎手が手綱を取る予定です(リーディングは森泰斗騎手。森騎手は前哨戦の京浜盃を共に制したサウスヴィグラス産駒ヒガシウィルウィンの手綱を取る予定)。

 矢野騎手は2002年に高崎競馬場からデビューしました。当時を知る人に聞くと、素質の高さに定評があり、若手ながらも重賞を勝つなど順風満帆な騎手生活を歩んでいたそうです。しかし、デビューして2年9ヶ月で高崎競馬場が廃止。

 その後は大井競馬場へ移籍はできたものの、なかなか馴染めず乗り鞍にも恵まれず、つらい時期も続きました。しかし、コツコツと積み重ねてきたことが、ここ数年でついに開花。2015年には自身初となる年間201勝を挙げるなど、今では南関東リーディングの上位に定着。

 南関ファンの中で、矢野騎手は希代なる名馬フジノウェーブの調教パートナーとしてもお馴染みでした。現在は自身が手綱を取り、さまざまな馬たちとビッグレースに挑戦しています。

矢野貴之騎手は南関東を代表するイケメン騎手でもありますよ。写真より実際はもっとイケメンなので、競馬場でチェックしてください(笑)


 矢野騎手はキャプテンキングの調教にも乗っていて、「(キャプテンキングは)背中を使って跳びもしっかりして、雰囲気も出てきたと思います。追い切りでは単走よりも併せるとさすがだなという感じで、サーッと加速していってブレずに安定しています。相手を突き放すと、遊んでまだまだ余裕があって息も乱れません。ここまでの実績は上ですから、もちろん力は入ります」(矢野騎手)

 ダートの質が変わることや距離延長に関しては、走らせてみないことにはわからないでしょうが、それらをクリアしてどんな走りをするのだろうと楽しみは尽きません。ここでいい走りをして、6月7日(水)の南関東クラシック二冠目の東京ダービー(大井・2000m)にはさらに自信を深めて挑みたいところ。

的場文男騎手は地方通算7000勝まであと7勝


 なお、大井の帝王・的場文男騎手の地方通算7000勝達成の瞬間が刻々と迫ってきました。現在は6993勝で、あと7勝(5月1日現在)。羽田盃はコンビを組み続けているディープスカイ産駒のブラウンレガート(大井・阪本一栄厩舎)と挑む予定です(前回は的場騎手が負傷のために矢野騎手が手綱を取りました)。

 次回は5月15日(月)にお会いしましょう!その時には、キャプテンキングの羽田盃も終わり、的場騎手の7000勝達成もどうなっているのか……。目が離せない日々が続きます。

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

すでにお気に入りに登録しています。

登録済

南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング