祐言実行/福永祐一

【ユーザー質問】祐言実行Q&A『新人のデビューから2か月 伸びる子と伸びない子の差』

2017年05月16日(火)18時01分

注目数:88人
祐言実行

▲川又賢治騎手の目標が福永騎手、今週は新人騎手にまつわるユーザー質問


騎手として成功するには、総合力の高さが必要な時代


Q. 新人の川又賢治騎手が、目標の騎手として福永騎手の名前を挙げていました。やはりそういった場面で名前が挙がるのは嬉しいものですか? また、将来的に伸びる子と伸びない子は、どういった差があると思いますか?

 賢治が所属している森厩舎のスタッフのなかに自分の親戚がいることと、森調教師にはデビュー当時からずっと可愛がってもらっていた流れで、賢治が競馬学校生の頃から「祐一、頼むな」と託されていて、騎乗や木馬の乗り方などを時折見る機会があった。

 競馬学校生のカリキュラムのひとつに、競馬開催日に先輩ジョッキーに付いて一日勉強をするというものがあるのだが、その時も賢治を引き受け、パトロールビデオを見ながら「なぜ負けたのか」「どうするべきだったのか」など、勝敗を分けたポイントを伝えたりした。

 おそらく、そういった関わりがあったことで、自分の名前を挙げてくれたのだと思うが、もちろんそれは素直に嬉しいし、その思いに恥じないよう、より一層、頑張らなくてはいけないなと気が引き締まる瞬間でもある。

祐言実行

▲栗東所属 (左から)川又賢治騎手、富田暁騎手 (C)netkeiba


(→川又賢治騎手のインタビューも公開中!)

 ちなみに「騎手付き研修」とは、まず競馬学校から騎手クラブに依頼がきて、騎手クラブから各ジョッキーに打診される。受けるも断るもこちら次第だが、自分はなるべく引き受けるようにしていて、引き受けたからにはその一日を無駄にしないよう、自分なりに伝えるべきことはきちんと伝えているつもりだ。...
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祐言実行とは

2013年、念願のJRA賞最多勝利騎手に輝き、いまや押しも押されもせぬトップジョッキーのひとりとして、日本競馬界を牽引する福永祐一。“福永洋一の息子”として、長年プレッシャーと戦いながら、ときに挫折を味わいつつも、決して自分自身と向き合うことを恐れなかった。まだまだ戦の途中ではあるが、有言実行を体現してきた彼には語り継ぐべきことがある。ジョッキー目線で語るレース回顧『ユーイチの眼』や最新の『喜怒哀楽』、さらには福永祐一のルーツに迫る『祐一History』など、盛りだくさんの内容でお届けするコラム。彼のバイタリティーのすべてがここに。

コラムニストプロフィール

福永祐一
福永祐一
1976年12月9日、滋賀県生まれ。1996年に北橋修二厩舎からデビュー。初日に2連勝を飾り、JRA賞最多勝利新人騎手に輝く。1999年、プリモディーネの桜花賞でGI初勝利。2005年、シーザリオで日米オークス優勝。2013年、JRA賞最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手、初代MVJを獲得。2014年のドバイDFをジャスタウェイで優勝。

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