WIN5 スペシャル予想/伊吹雅也

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近年の宝塚記念は天皇賞(春)で好走した馬が不振

2017年06月24日(土)20時00分

注目数:37人


 前回6月18日のWIN5は28万8410円の低額配当決着。今春以降のWIN5は総組み合わせ数が少ない回ほど低配当に、総組み合わせ数が多い回ほど高配当になっています。3回中山ならびに2回阪神の開幕日以降に限ると、総組み合わせ数が40万通り未満だった3回の配当はすべて百万円未満、総組み合わせ数が40万通り以上だった10回の配当はすべて百万円以上です。

 もちろん、3連複よりも3連単の方が、馬連よりも馬単の方が高配当になりやすいのと同じで、総組み合わせ数の多い回が高めの配当で決着するのは極めて自然なこと。“異例”の決着がしばらく途絶えているので、総組み合わせ数に合わせた買い目を作るべき流れと言えるでしょう。

 明日6月25日のWIN5は総出走頭数が64頭、総組み合わせ数が30万8880通り(土曜16時現在)。前回6月18日(32万4480通り)よりもさらに少なくなりました。個人的には嫌いたい断然人気馬がいるものの、極端な高額配当決着は期待しない方がいいかもしれません。

◆パラダイスSは実績馬を素直に重視したい

 1レース目は3歳以上1000万下の清里特別(東京10R)。実績上位のサトノファンタシーらが注目を集めると思います。

 2レース目は3歳以上1600万下の花のみちS(阪神10R)。近走成績の良いエイシンバランサー、トウショウカウント、メイショウワダイコ、降級初戦のジープルメリアあたりが上位人気グループを形成しそうです。

 3レース目は3歳以上1000万下、ハンデキャップ競走のUHB杯(函館11R)。比較の難しいメンバー構成で、支持はやや割れるかもしれません。

 4レース目は3歳以上オープンのパラダイスS(東京11R)。重賞戦線で活躍してきたグランシルク、ロードクエストが人気の中心でしょう。

 5レース目は3歳以上GIの宝塚記念(阪神11R)。土曜16時の時点ではキタサンブラックが断然の支持を集めていました。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年06月25日版]

1位 東京11R 5.グランシルク
2位 阪神11R 8.ミッキークイーン
3位 阪神10R 13.ジープルメリア
4位 東京10R 10.サトノファンタシー
5位 函館11R 6.デスティニーソング
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 函館11R 13.ライトフェアリー
7位 函館11R 5.マユキ
8位 東京10R 15.ファッショニスタ
9位 阪神10R 12.メイショウワダイコ
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 阪神11R 11.サトノクラウン
11位 東京11R 9.ロードクエスト
12位 函館11R 1.ラホーヤビーチ
13位 東京10R 7.サザンボルケーノ
14位 阪神10R 5.モルジアナ
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 阪神11R 10.キタサンブラック
16位 東京11R 2.ウインガニオン
17位 函館11R 4.ベルモントラハイナ
18位 函館11R 9.ウエスタンユーノー
19位 東京10R 5.ウラガーノ
20位 東京10R 12.バンケットスクエア
21位 東京10R 3.オメガハイヌーン
22位 阪神10R 2.エイシンバランサー
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 阪神10R 8.トウショウカウント
24位 阪神11R 6.シャケトラ
25位 東京11R 4.タガノブルグ
26位 東京11R 8.ダイワリベラル
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

 5レース目の宝塚記念(阪神11R)は実績と距離適性を素直に評価したい一戦。「“JRA、かつ2000〜2200mのGIかGII”において優勝経験のない馬」は2012年以降[0-0-1-38]と苦戦しています。さらに「馬齢が6歳以上だった馬」も2012年以降[0-1-0-23]と勝ち切れていません。なお「“同年の天皇賞(春)”において3着以内となった経験がある馬」は2012年以降[0-0-1-10]と人気を裏切りがち。「前走が“国内のレース”、かつ前走の4コーナー通過順が3番手以内だった馬」も2012年以降[0-1-2-16]ですから、キタサンブラックやシュヴァルグランは評価を下げるべきでしょう。注目は前出の条件をすべてクリアしているサトノクラウンとミッキークイーン。どちらも前走で大きく敗れていますが、コース替わりがプラスに働きそうです。

 4レース目のパラダイスS(東京11R)も実績馬が強いレース。「“前年か同年、かつ中央場所の重賞かオープン特別”において4着以内となった経験がない馬」は2013年以降[0-1-1-16]でした。また「“東京芝1400〜1600mのレース”において優勝経験がない馬」も2013年以降[1-0-0-15]と安定感を欠いています。両方の条件をクリアしているのはグランシルクとロードクエストだけ。順調に使い込まれてきたグランシルクは特に高く評価すべきでしょう。
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コラムニストプロフィール

伊吹雅也
伊吹雅也
競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、『グリーンチャンネル』ほかさまざまなメディアに活躍の場を広げている。近著に『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)など。最新刊『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)が2015年08月26 日に発売。