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過去10年夏の福島新馬勝ち馬ベスト5

  • 2017年07月01日(土) 12時00分


◆今夏の福島新馬戦からスターホースは誕生するでしょうか?

 今年もあっと言う間に半年が過ぎてしまいました。もういくつ寝るとお正月、ですよ。

 なんていう話の前に、競馬は夏本番を迎えます。われわれ「ウイニング競馬」のスタッフは、福島→新潟と続く10週連続の“出張中継”に突入。まだ梅雨明け前とはいえ、来週には30度を超える猛暑が続くとの予報が出ていますので、暑さとの戦いも始まります。

 さて、ほかの開催に比べると期間も短く、やや地味な存在になっている夏の福島開催。ここでデビューして出世した馬がさほど多くないために、余計にそういうイメージを抱いてしまうのかもしれません。それでも中には、夏の福島で新馬勝ちを収め、その後に重賞戦線を賑わせた馬もいます。

 そこで今回は、過去10年(2007〜16年)の夏の福島新馬勝ち馬ベスト5を勝手に選ばせてもらうことにしました。ちなみに、2011年は東日本大震災のためこの時期の福島競馬が開催されませんでした。したがって、過去10年と言っても、実際は9シーズンのデビュー馬を対象としています。

 まず第5位はミュゼエイリアン。14年7月19日の芝1800m新馬戦を2番人気で勝利。その後、特別や重賞で好走を続けながら、15年の毎日杯に優勝しました。勝ち鞍はその2つですが、現役続行中なので、今後の活躍次第ではランクアップする可能性があります。

 第4位はレオマイスター。07年7月8日の芝1200m戦でデビュー勝ち(4番人気)。それから1年たった08年7月のラジオNIKKEI賞を8番人気で制して重賞タイトルを手にしています。通算4勝のうち3勝が福島でマークしたもの(上記2レースと09年の阿武隈S)で、これぞ福島巧者だったわけです。

 第3位はアイアムカミノマゴ。08年6月28日のダート1000m戦を2番人気で勝ちました。同年暮れの中山500万下で2勝目を挙げ、翌年春はフィリーズレビュー2着、桜花賞6着と健闘。10年4月の阪神牝馬Sでは9番人気ながら2着馬に2馬身差をつけて快勝し、重賞制覇を果たしています。

 第2位はエフティマイア。07年の新潟2歳Sに優勝、08年の桜花賞とオークスでともに2着となった馬なので、ご記憶の方も多いでしょう。同馬は、07年6月24日の芝1200m戦を2番人気で制していました。3歳以降の重賞勝ちこそなかったものの、これはかなりの“出世馬”だったと思います。

 そして第1位は、やっぱりマイネルホウオウでしょう。12年6月23日に行われた芝1800m戦の勝ち馬(4番人気)。その後、同年のひいらぎ賞、翌年のジュニアCにも勝って、ついにはNHKマイルCも制しました。ここ10年の夏の福島新馬勝ち馬の中で、G1馬にまで出世したのはこれ1頭だけ。1位にするしかないですよね?

 よく見ると、これら5頭はすべて2番人気以下で新馬勝ちを収めています。さぁ、今夏の福島新馬戦からスターホースは誕生するでしょうか?注目していきましょう!

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テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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