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ロベルトに好相性の函館記念

  • 2017年07月14日(金) 19時00分


◆パワー、馬力といった要素が強く問われる傾向

 函館記念は古くからロベルトの血を持つ馬に相性の良いレース。ロベルト系のマヤノトップガン産駒が過去10年で4連対。同種牡馬の産駒がこんなに走るレースは他にありません。

 他にも、2012年1着トランスワープ、2015年2着ハギノハイブリッド、3着ヤマカツエース。父か母父がロベルト系。去年の勝ち馬マイネルミラノも母母父がロベルト系。

 ロベルトの系統は主流系統のサンデー系よりもダート中距離の能力が高い馬が多く出やすい系統。つまり、パワー、馬力といった要素が函館記念では強く問われる傾向のレース。

 今年の出走予定馬で父ロベルト系は3頭。

 ダンツプリウスは父がロベルト系のブライアンズタイム。当レースに強いマヤノトップガンの父。小回りの流れも好む血統。スーパームーンもブライアンズタイム産駒。母父は欧州の名血サドラーズウェルズ。

 ロベルト以外では、ノーザンダンサーの特徴が強く出たタイプ、シンプルに父ノーザンダンサー系も好走率が高いレース。当レースを何度も走ったエリモハリアーも父ノーザンダンサー系。過去5年でも父ノーザンダンサー系は10頭の出走で2頭が馬券に。

 レッドソロモンは父がメイショウサムソン。欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。加えて2000mG1を複数勝った種牡馬。母のアドマイヤリッチも準OPのダート1800mを優勝。ダート1800m適性も問われる当レース向きの母馬。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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