競馬最前線/矢野吉彦

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夏の“恒例行事” 甲子園での高校野球観戦

2017年08月12日(土)12時00分

注目数:95人


◆今の私があるのは甲子園のおかげ

 私の夏の“恒例行事”と言えば、もちろん福島、新潟競馬場への出張。ですが、甲子園での高校野球観戦も、十数年以上欠かすことなく続けている“決まり事”の1つになっています。今年は、8日の開会式と第1、第2試合、9日の第1〜第3試合を見てきました。

 なにしろ、今の私があるのは甲子園のおかげ。その理由を書くと長くなるので省略しますが(以前どこかで書いたような気がしますから探してみてください)、毎年足を運ぶのは“お礼参り”みたいなものなのです。

 計5試合を観戦した中では、開幕戦に登場した彦根東の戦いぶりが印象に残りました。とくに、相手打者がセンター前にヒットを打った場面。一塁手がベースを離れ、一塁を回りかけた打者走者とセンターの間に入り(たぶんセンターの動きを打者走者から隠すようにしたもの思われます)、センターが一塁ベースカバーに入った捕手に送球して打者走者を刺そうとしたプレーは、惜しくもアウトは取れませんでしたが、「こういうのもアリだな」と感心してしまいました。

 もしセンターからの送球が逸れれば、バックアップする選手がいないので大変なことになっちゃいますが、その時の送球は完ぺき。しっかり練習して、どこかで使ってやろうと狙っていたんじゃないかと思います。

 それ以外にも、オッと思わせるプレーが多かった彦根東。実は、JRAの知り合いに同校のOBがいて、当日はアルプス席で応援中の彼とメールのやりとりをしながら観戦していました。その彼も、当然ながら母校の初勝利に大興奮。甲子園出場なんて夢のまた夢という都立高校を卒業した私からすれば、うらやましすぎます。でも、なかなかいいチームとお見受けしましたので、次の試合も頑張ってもらいましょう。

 とにかく、甲子園での高校野球観戦は、野球について改めていろいろなことを気づかせてくれます。テレビに映らないところに、そういうものが隠されていることも多いので、球場での観戦はやめられません。中継に携わる者が言うのもヘンですが、やっぱりスポーツは(競馬も含めて)ナマ観戦が一番ですよ。

 さて、先週の「ウイニング競馬」、吉沢宗一さんと私はいつもの実況席ではなく、コース沿いの芝生席に降りて、予想を披露しました。番組をご覧になった方はご存知でしょうが、なかなかいい感じで当ててたでしょ?

 でも、吉沢さんはいいとして、(いつも当コラムでの予想がハズレてばかりの)私が予想を披露するのに意味があるのかどうか…。先週はたまたま好配当の3連複が当たったからいいようなものの、あれはどう考えたってマグレですからねぇ。

 もし、もっとやってほしいというご意見をお持ちでしたら、「このコラムに注目する」のところをポチッと押してみてください。その結果を制作担当者に伝えて、今後の番組作りの参考にさせていただきます。
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コラムニストプロフィール

矢野吉彦
矢野吉彦
テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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