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おかえり!アドマイヤミヤビ

  • 2017年08月24日(木) 19時00分


 お盆を過ぎて栗東トレセンには続々と有力馬が帰厩していますよ〜。

 先週19日に帰ってきたのはアドマイヤミヤビ。復帰戦はローズSを目論んでいます。


「背が少し伸びたね。体は放牧帰りということならもっとゆったりしてもよかったくらいだけど、いい状態で帰ってきてよかった」と担当の島調教助手。

 戻ってきたばかりのせいか、まだ人懐っこいかんじのミヤビは影を潜めていてちょっとよそよそしい雰囲気。チラチラと目くばせしながら、モクモクとカイバを食べていました。

「がっつりカイバを食べるタイプではないけど、与えた分はしっかり食べてくれるよ」

 これから秋のGI戦線までまだまだ日があります。これから調教のピッチが上がっていってもミヤビのカイバが上がらず、コツコツと食べ続けてくれるよう願うばかりです。頑張ってね、ミヤビ!

 ちなみに一緒の馬運車で同じくローズSを目指すリスグラシューが運ばれてきた模様。こちらは栗東トレセンではなくノーザンファームしがらきにいますね。長距離輸送でしたが、馬体重は大丈夫かしら?栗東に戻ってきたら様子を見にいこうと思います。

 函館で調整していたレーヌミノルもトレセンに戻ってきましたし、栗東トレセンも華やかさが戻ってきて何よりです!

 京王杯AHを目指すウインフルブルームは23日、坂路で52.4-37.8-24.5-12.5の時計を出しました。

「15-15を入れると実質3本目。順調にきていますよ」と宮本師も笑顔。左前脚の脚部不安は根治していない状態ではありますが、今のところ態勢に影響はないとのことでした。ベテラン競走馬がこういった“爆弾”を抱えているのは、ある意味、走るゆえ仕方ないことでもあります…。でも、爆弾を抱えているからこそ、調教でもしっかりと負荷をかけて仕上げていかないと故障のリスクは高くなる。このジレンマは実に悩ましいです。

 でも、そんな人間の心配をよそに、あの尾花栗毛が颯爽と走る姿は実に美しい! 今週、坂路のド真ん中をあの尾花栗毛が颯爽と駆け上がる姿に惚れ惚れとしましたよー。あの尾っぽがなびくかんじがね、実に絵になりますよね。


 なお、クリンチャーは本日24日に帰ってきました。目指すは神戸新聞杯。また取材してきまーす。

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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