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将来性を感じたロックディスタウン、そして今週

  • 2017年09月08日(金) 12時00分


◆セントウルSの注目は距離延長が良さそうなフィドゥーシア

 夏競馬が終わりましたね…。

 何だか今年もあっという間に過ぎた印象を受けます。私は主に福島・新潟へと週末は通う日々でした。その合間に小倉と門別競馬場にもお邪魔をしたのですが、年々物忘れというか?思い込みというか?ボケというか?移動チケットやホテル予約のミスが多く、自分で自分が心配になっています…。

 今週に関しては飛行機の出発時刻を1時間間違えており、空港カウンターに着いた頃には飛び立った後。なくなくチケットを購入したのですが当日運賃の高さに驚きと涙でした。

 しかしながら去年なんぞは、1日前に予約をしていたことに当日の飛行場で気づき、満席の為チケットも再購入できず、伊丹空港から急いでタクシーで新大阪駅へと走ってもらい、新潟まで新幹線に切り替えたことも。歳のせいか?そういったミスが年々多くなってきているようにも感じるだけに、気をつけなければなぁ〜と再認識する週でもありました。

 さて先週の競馬ですが、札幌2歳Sを勝利したロックディスタウンですが、新潟での新馬戦が実に印象的で注目をしていた馬。しかも当日、関東の記者の方々と新馬のレース前に、二ノ宮厩舎にしては珍しい木曜日追いをしていた点と気性の激しい姿を目にすることが多いとのことで心配な面もありそうかも?と話していた中で、あの走り。道中の折り合いに加え抜け出してからの脚が素晴しく、なおかつ走りも真っ直ぐとしており、安心と共に将来性を感じるものでした。

 そして今回においては舞台が変わった札幌でも折り合いがつき、なおかつ馬の間から抜け出しての内容。勝利と共に中身もある優秀なものですので、さらに今後が楽しみとなりました。

 さぁそして今週は秋のG1・スプリンターズSに向けた戦い・セントウルSとなります。

 注目はフィドゥーシア。前回のアイビスSDは、スピードと強さが抜けていた為に負けてしまったとも思える内容で少々運がなかった印象も…。

 今回においては2度の1000mからの1200mとなり、その点が少し心配ではありますが、レース後の2週をラクさせたこともあり金折助手は、「本当に短距離馬?と思うほどリラックスしすぎている感じかな…」と。そしてそれが良いのか?どうなのか?よめない感じとも取れる口調ではありましたが、母も担当してきた吉田厩務員の「デキは良い」との言葉もありますし、個人的には1ハロンのびる点を考えても良い方向に向いてくれそうな気がし、期待します。

 それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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