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【川田将雅のヨーロッパ遠征】(3)『ユーザーからのQ&A特集・フォワ賞と凱旋門賞の意気込みも!』

  • 2017年09月08日(金) 18時01分
海外競馬通信

▲今週末のフォワ賞に挑むサトノノブレスと川田騎手(2016年鳴尾記念優勝時、(C)netkeiba.com)


8月のヨーロッパ遠征中、netkeibaでは海外遠征&海外競馬にまつわる川田騎手への質問を大募集! 短期間にも関わらず、多くの投稿をいただきました。そこで今回は、「日本馬と外国馬の違いは?」「一番の収穫は?」「現地での食事の管理は?」などなど、ユーザーからの素朴な疑問・質問を手に川田騎手を直撃。今週末のフォワ賞、そして凱旋門賞への意気込みも語ってくれました。(取材・文:不破由妃子)


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──この度の遠征にあたり、川田騎手に聞いてみたいことをユーザーから募集したのですが、短期間でものすごい数の質問が届きまして。今回は、そんなファンからの素朴な疑問・質問を通して、川田さんが体験したことや実感したことなどを掘り下げていきたいと思います。まずは、「川田騎手が感じる外国馬と日本馬の違いを教えてください」(ハグキさん)

川田 そもそもの走り方が違いますね。それによって、使う筋肉が違ってくるので、当然、筋肉の付き方も違います。

──それはやはり、馬場の違いによるところが大きいですか?

川田 そうですね。日本の馬は、平均スピードもトップスピードも速いんですけど、それは平らな路盤とキレイに整備された芝で走ってこそのスピードなんですよね。その点、向こうは不整地で、芝丈が生え揃っているように見えても路盤はボコボコしていますから、競走馬も必然的に、そういった馬場に対応できる走り方になっているということです。簡単に言うと、オフロード用の車とサーキット用の車の違いですよね。

──それだけの違いがあるということは、改めてお互いアウェイで勝つことの難しさを感じますね。

川田 ヨーロッパの馬と日本の馬でいえば、実際、思うような結果はお互いに出ていませんからね。それはやはり、馬場も含めてやっている競馬が違うから。だから、アウェイで結果を出すには、ある程度、現地に慣れる時間が必要なのではないかと個人的には思います。

──続いての質問は、「今回の遠征で、一番の収穫は何ですか?」(ウマスキーさん)

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