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同期のJRA初勝利に発奮&ついに復帰!御神本訓史騎手の不思議な魅力

  • 2017年09月11日(月) 18時01分
ギャロップ翼

▲夏風邪から復帰し、コラムも再始動!(撮影:高橋正和)


体調不良から復帰し、連載再開!その間、同期の石川倭騎手(北海道)がクローバー賞(JRA)に参戦し見事勝利。先にJRA初勝利を挙げられたことに複雑な心境を覗かせつつも、“自分もいつか”とさらなる精進を誓います。さらに南関東の話題では元リーディングの御神本訓史騎手がついに復帰! 2年半ぶりとなる対戦に笹川騎手が受けた印象とは?(取材・文:赤見千尋)

このコラムでは、ユーザーからの質問を募集しております。笹川翼騎手へ「ぜひ聞きたい!」という質問をお待ちしております。【⇒質問フォームへ】


羨ましい、悔しい…でも嬉しい!


――この夏は開催スケジュール的に相当大変だったんじゃないですか?

笹川 そうなんですよ。実は体調を崩してしまって…。夏風邪だったんですけど、なかなか治らなかったんです。丸々一週間寝込んでました。ここまで寝込むことってこれまであまり経験がなくて、インフルエンザかと思って検査もしたんですけど違いました。

――相当疲れていたんですね。

笹川 そうみたいですね。ずっと寝込んでてけっこう辛かったです。関節とか節々が痛くて、早く治らないかなと思ってました。昼間はまだ薬が効いていてマシなんですけど、夜になると熱が上がって苦しくて。何もできなかったです。浦和開催をお休みすることになってしまい、関係者の方々にも迷惑を掛けてしまいました。治ってからもさすがに一週間寝込んでいたので最初は息が苦しかったです。今は万全になりました! やっぱり健康が一番ですね。

――開催が詰まっていて、肉体的にも精神的にも試練でしたね。

笹川 辛かったですね。でもその中で体調を整えていくのが僕らの仕事なので。ここまで詰まった開催は初めてだったんですけど、これを教訓にしてまた頑張ります!

――続いての話題は、同期の石川倭騎手(北海道)が、ダブルシャープに騎乗してクローバー賞を勝利。JRA初勝利を挙げましたね。

笹川 単純に応援してました。最後抜かれたかなと思ったんですけど、そこからよく差し返しましたよね。地元の馬でJRAに遠征して勝つなんてなかなかないことですし、すごいですよね。札幌2歳Sでも3着に頑張ってて。直線で伸びて来た時にはものすごく興奮しました! 差して欲しかったですけど、重賞であれだけのレースができたのはすごいなと思います。羨ましい気持ちはありますし、自分もいつかそういう活躍をしたいですね。JRAで先に勝たれてしまったので(笑)、そこは悔しいですけど。でも同期として嬉しいし、さすがだなと思います。

ギャロップ翼

▲ゴール直後ガッツポーズを決める石川倭騎手(撮影:高橋正和)


――91期ってみなさん活躍してますよね。

笹川 そうですよね。みんな頑張ってますよね。石川はデビューしてからたくさん勝ってましたし、新人賞は一番多く勝った騎手がもらえる賞なので、その時は勝ち鞍を意識してました。今はお互い尊敬し合うじゃないですけど、みんなで高め合っている感じです。他にも井上幹太(北海道)もいるし、瀧川寿希也(川崎)もいるし、木之前葵(愛知)も勝っているので。

――教官たちも、センターにいる頃から「91期はちょっと違う」ってずっと言ってましたもん。

笹川 他の期との比較はできないんですけど、訓練はかなり追い込まれました。苦しかったことをよく覚えてます。自分を追い込むような訓練が多かったので、かなりハードにしごかれました。でもみんながいたから踏ん張れたし、いい形のライバル心があったというか、「アイツが頑張ってるんだから俺も」って思えるような関係でしたね。それは今も続いています。

――やはり同期の存在は意識しますか?

笹川 そうですね。同期の活躍はいい刺激になります。この冬、井上(幹太騎手)が若手枠(地元リーディング5位以内の25歳以下の若手)で南関東の期間限定騎乗に来るんですよ。一緒にレースに乗れる機会はなかなかないので、すごく楽しみにしています。お互いに切磋琢磨して頑張りたいです。

――では続いての話題ですが、いよいよ御神本訓史騎手が再デビューしました。

笹川 まだあまりレース数に乗っていないので、これから本格的にという感じになると思いますけど。やっぱり、馬に乗っている姿がカッコいいですよね。ジョッキーとして見ているというか、ただ単純に乗ってる姿がカッコいいんですよ。なんていうか、真似できないカッコよさなんですよね。なんなんだろう、上手く説明できないですけど、独特の鞍ハマりで、乗ってるだけでカッコいいですもん。

ギャロップ翼

▲14年ロジータ記念(SI)より「やっぱり、馬に乗っている姿がカッコいいですよね」(撮影:高橋正和)


――御神本騎手がいなかった2年半の間に、笹川騎手も大きく成長しましたよね。

笹川 月日は経っていますから、良くなった部分もあるかなとは思います。でも競馬の難しさを知ったというのもありますよね。前の方がただただがむしゃらにぶつかっていけたのかなと思うと、前の方が良かった面もあるのかもしれません。そこは、壁にぶつかって自分で乗り越えていかないといけないところですけど。

――今は森泰斗騎手が怪我で休養中ですけれども、御神本騎手が復帰してまたリーディング争いも動きがありそうですね。

笹川 南関東は層が厚いですよね。僕は僕なりにですけど、本当に環境に恵まれているので、周りの方々に感謝しながら1つ1つ丁寧に乗っていきます。

※次回の掲載は9月25日(月)予定です

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1994年7月17日生、新潟県出身。2013年4月7日に米田英世厩舎(大井)からデビューすると初年度から43勝を挙げ、NARグランプリ優秀新人騎手賞を獲得。重賞勝利に勝島王冠(15年)、船橋記念(16年)、ハイセイコー記念(16年)。

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