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GIIレースにGI級の能力は必要ない!?

  • 2017年10月06日(金) 19時00分


◆GI未勝利馬を買ったほうがおいしいレース

 GIIレースには「GIレースは行われないコース」でのレースが多数存在します。凱旋門賞を見てもわかるように、競馬で要求される能力の方向性は一定ではありません。GIホースには「たまたま最適条件でGIが行われる運のいい馬」もいるのではないでしょうか。

 一方、GIIホースには「能力は高いけれど、GIが行われないコースが最適条件の運の悪い馬」もいるでしょう。

 たとえば、先日のオールカマーを勝ったルージュバック。当コラムでもオールカマーのレース前に書いたように、同馬は典型的な「悲運の適性」を持ったGI未勝利馬。だからこそ、ホームページで公開した最終予想でも本命にしました。

 別の見方をすれば、GIIしか行われないレースコースでは、GIホースがGI級の能力を発揮できるとは限りません。極端に言えば、GIIレースはGI級のパフォーマンスを発揮しなくても勝てるレース。という発想で馬券を買った方がいいのではないでしょうか?

 GIIレースはルージュバックのように「GIを勝っていないから人気にならない馬」を狙う方が儲かるレースがあります。

 毎日王冠もGIホースが毎年多数出走しますが、GI未勝利馬を買ったほうがおいしいレース。

 昨年もホームページで公開している最終予想でGI未勝利ヒストリカルを本命に。11人気ながら3着に走ってくれて▲○◎で的中。2014年もG1未勝利のエアソミュールをホームページで公開している予想で本命に。8人気で優勝。

 いうまでもないことですが、毎日王冠が行われる東京芝1800mはGIレースが行われないコース。2000mの根幹距離に弱く、1800mの非根幹距離を得意とする馬。芝GIの1800mが存在しないが故に不遇の馬。GIレースよりもGIIレースの流れを好む馬を狙えばいいのです。

 アストラエンブレムは過去に3着以下になったことは4回しかない堅実な馬。そしてその4回はすべて根幹距離のマイル戦! 根幹距離を苦手とする反面、非根幹で能力を発揮するタイプ。ダイワキャグニーはスピードの持続性を競う競馬が得意な牝系。2000m、2400mのGIよりも1800mや2200mのGIIの流れの方を好む可能性は高い血統。

 GIIレースだからこそ、非GIホースを買う楽しみを味わいたいものです。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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