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前走着順にこだわりたいローズS組

  • 2017年10月10日(火) 12時00分


◆穴党を喜ばせてきた秋華賞だが、最近の傾向は…

 秋華賞、いやエリザベス女王杯が3歳戦だったころを含めて、牝馬の三冠目というのはときに大波乱となって、穴党を喜ばせてきた。

 しかし最近の傾向としては、秋華賞は堅い方向にシフトしているのではないだろうか。それを象徴するのがローズS組の成績である。阪神外回り→京都内回りということで、トライアルと本番で別な馬に好走してほしいというのが穴党の本音。しかし現実にはそうなっていない。

 過去10年ローズS組は[7-8-4-58]だが、ローズSで掲示板に載っていた馬が[6-8-3-24]に対し、掲示板を外していた馬は[1-0-1-33]。ローズS大敗→本番激走、はあまり発生していない。

 [1-0-1-33]の馬券に絡んだ2頭は08年に11番人気1着したブラックエンブレムと、13年に15番人気3着したリラコサージュ。ただこの2頭は既に重賞で馬券に絡んだ経歴はあり、さらにローズSが重馬場だった。

 今年もファンディーナやモズカッチャンなど有力馬がこのグループということになるが、ローズSは良馬場。レーヌミノル、ミスパンテールあたりまで考えるとこの組を全部無印にするのは憚られるが、一方でこの組を買い目に入れすぎることも避けたい。ちなみに過去10年のローズSで6着以下だった組には本番で5番人気以内に支持された馬が9頭いるが、すべて4着以下になっているわけである。

 昨年の結果を見ると紫苑Sが重賞になってからプレップレースとして機能しかけている雰囲気もあるし、ローズS組は掲示板に載った馬をあくまで重視し、6着以下馬をシルシから外したぶんだけ、別路線組を取り入れていくのがよいのではと思う。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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