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【天皇賞(秋)】武豊騎手のコーナーワークに天才たる所以「豊さんの語り継がれるレースの中でも上位」

  • 2017年11月02日(木) 18時01分
哲三の眼

▲哲三氏が「豊さんの語り継がれるレースの中でも上位」とまで言う天皇賞(秋)を解説!(撮影:下野雄規)


今週は武豊騎手のエスコートにファンが痺れた天皇賞(秋)をピックアップ!出遅れからの切り替え・道中での挽回・直線の進路取りなど、各ファクターで武豊騎手のファインプレーがあったこのレースの中で哲三氏が注目したのは、3コーナーにあった田辺騎手との攻防。武豊騎手の技術に裏打ちされた判断力と、絶妙なコーナーワークを解説します。(構成:赤見千尋)

「田辺君の内をすくって行くこだわり」に感服


 道悪の宝塚記念で負けたキタサンブラックが、秋の天皇賞では力強い走りを見せてくれました。前回の敗因がはっきりしているわけではない中で、馬の走りというベースで考えると、立て直して来たというか、修正してきた(武)豊さんはさすがだなと感じました。

 同じ負け方を2回繰り返したくないという考えがあるだろうし、もちろんキタサンブラックがそれに応えられる馬ということもあります。そして、休み明けでもしっかり仕上げた陣営の努力も重なって、ああいう馬場でもどんな馬場でも勝つというのが本当にすごいなと思いました。

■10月29日(日) 天皇賞(秋)(7番:キタサンブラック)

 スタートした時、「あぁ!」と思った方はたくさんいらっしゃったと思います。豊さんもさすがにあの形の競馬になるとは思っていなかったんじゃないでしょうか。休み明けだとゲートの中でチャカつく馬がいるんです。

 僕が騎乗していたタップダンスシチーもそうだったんですけど、今回キタサンブラックは中で少しチャカチャカしていつものような好スタートにはならなかった。それでも、慌てることなく勝負を決めに行くというのが豊さんらしいなと思いました。

 3コーナーで田辺(裕信)君のグレーターロンドンが上がって行った時、

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1970年9月14日生まれ。1989年に騎手デビューを果たし、以降はJRA・地方問わずに活躍。2014年に引退し、競馬解説者に転身。通算勝利数は954勝、うちGI勝利は11勝(ともに地方含む)。

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